20周年「mixi(ミクシィ)」はオワコン? それとも今でも盛り上がっているのか?
Z世代から「mixi(ミクシィ)」が再注目されているって本当?
実はmixi、2023年1月に発表された「Simejiランキング」の「トレンド寸前!次世代SNS TOP10」で5位にランクイン。Z世代から支持を集める「BeReal(ビーリアル)」が同ランキングで9位だったことを考えると、十分「若者から注目されている」と言えるでしょう。SNSとしてのレトロ感が逆に面白い、という声が一定数ある様子です。 一方、mixiを運営している株式会社MIXIは2024年の決算説明資料ではmixiについて大きく触れていません。「Simejiランキング」で注目されたからと言って、特にこれといったZ世代を取り込むための新機能実装などは予定していないように見受けられます。 MIXIの代表的なサービスとしては、やはりアプリ「モンスターストライク」の存在感が強いです。それ以外のサービスとしては、家族アルバム「みてね」への注力度が高いのが現状。 その上でZ世代などを対象としたSNS分野では自社サービスというより、出資に注力していると思われます。 ■whooはMIXIから最大約20億円の資金調達を実施済み 2023年4月に株式会社MIXIは、Z世代に人気の位置情報共有アプリ「whoo」に対して最大約20億円の出資を行っています。
これは、MIXIがZ世代市場に注目していることの表れと言えるでしょう。whooは主に10代後半から20代前半の若者をターゲットとしており、新しい形のSNSを提供しています。つまり、MIXIとしてはmixiはmixiで今後もSNSとして運用しつつ、Z世代向けのSNSとしては別の形を探っていきたいのかもしれません。
オトナライフ