福島市 ごみの開封調査に関する条例改正案可決(福島)
福島放送
福島市が悪質なごみの開封調査などを行うため、議会に提出していた条例の改正案が可決されました。 福島市議会は12月定例会最終日の17日、提出された議案について討論や採決が行われ、悪質なごみの開封調査と、改善されない場合に氏名を公表する内容を盛り込んだ条例の改正案も審議されました。 反対する市議は「開封はプライバシー権に抵触するものであり、氏名の公表は事件に巻き込まれるリスクも伴う」との意見を述べましたが、採決の結果、賛成多数で可決されました。 木幡市長は「不適正排出が是正されるというだけではなくて、ひいては分別の徹底とか、ごみの減量化の推進につながるように、取り組んでいきたいと思っています。」と述べました。 改正された条例の施行は2025年3月で、市は1月から市民向けの説明会を開き、開封調査の内容などを広く知らせることにしています。