【南海キャンペーンズ】山里「最高の神輿に乗らせてもらった」 しずちゃんは“共演者”に賛辞
■山里、豪華ゲストとの漫才「お笑いやっていてよかった」 しずちゃんは戦々恐々も「最終的には勝ちました(笑)」
――2日目の見どころ? 山里 最高でしたね。夢見ているようでした。ずっと。本当は慌てふためいて、ショックを受けなければいけないかもしれないけど、センターマイクと、もうひとり横にいる人に対しての、多幸感が強すぎて。3日目の練習をしなければいけないのに、ずっとエゴサーチしちゃった(笑)。全然帰んなかったし、楽屋から。手応えがあった時の芸人あるあるで、全然帰らないっていう(笑)。そしたら、初代マネージャー以外全員帰っちゃった。 だって、古舘伊知郎さん、和牛の水田、あのちゃん、そして爆笑の太田さんですよ。よくこの人たちが引き受けてくれたなっていう。なんかシンプルな感想で、僕はお笑いやっていてよかったなって、心から思った日だったんですよ。多分死ぬ時に思い出す光景に絶対入るなって思うぐらい、最高の日だったので。見たいって声もたくさん出ていて、アーカイブ無理なんだよなって言っていましたけど。 ひょっとしたら、太田さんだけ2秒ぐらいで終わるかもしれませんけど(笑)。さすがにアーカイブだと、全部ってなるかわかりませんけど、でも極力生のままでお届けするっていう話を。出てくださった方々も、いや、漫才ってのは生モノだからって、けっこうド派手に使っちゃってよっていう空気らしいので。アーカイブでも、その時のドキドキ感、完全アドリブ即興漫才を楽しんでいただけると思うので、ぜひ本当に見てほしいなと思います。 ――しずちゃんは2日目を見ていた? しずちゃん 見ていました。すごかったですね。もう皆さんすごくて。それぞれ全然タイプが違うんですけど、すごいなって(笑)。なんかそれ見た後「あしたあるんや。見んかったらよかったかな」ってちょっと思いました(笑)。こんな即興でこれやっちゃうんやと思って。すごすぎて、圧倒されました。 ――3日目を迎えるにあたって? しずちゃん 人と比べたらあかんと思って。不安とかを消すために。自分は何があるか、自分の持っているものは…と考えた時、20年山ちゃんとやってきたっていう事実っていうのは、他の人にない。山ちゃんの弱みも握っているし、そういうところは、誰より、プライベートは知っているとか。そういうところで、自分は大丈夫って思いながら、きょう来ました。 ――3日目の漫才中には、きのうの4人に「勝った」という発言もありましたが? しずちゃん 最終的に勝ちましたね(笑)。 山里 今の南海キャンディーズの全部を出せた…というか、出させられたというか。もうなんか、出さざるを得ない状況になって。本当にお客さんに引っ張られて、本来の予定よりもはるかに長く、そして本来の予定よりも身を切ってしまったので。でも、きのうの方々がそんなにここをやめてくれって言ってないのに、きょうの漫才でオレがここをやめてくれって言ったら、それはちょっと違うだろうってなるんで、言えないっていう状況に、すごく嫌な思いです。ちょっとね、どの箇所って言わないですけど、ちょっと絵本の読み聞かせで1冊だけ消したいところがあるんですけども(笑)、そのご相談だけでちょっと後でしようかなと。