新広島駅ビルのショッピングセンターは1日いても楽しめる! 来年3月開業 記者のオススメは?
電車を待つ通勤客、広島をまるっと知りたい観光客…。広島駅で来年3月24日に開業する新駅ビルのショッピングセンター(SC)「ミナモア」は、ひと言で言えば「1日いても楽しめそう」。ファッションにギフト、グルメの最新ショップ約200店の中には、中四国・九州初登場の店も目立つ。中国新聞U35を担当する新しもの好き20代記者と、3歳児の子育て中40代記者が、独断と偏見で注目店舗を紹介する。 【店舗イメージや各フロアの出店一覧など資料多数】JR広島駅の「ミナモア」 記者のオススメ
【2階】日常を彩る「ギフトの殿堂」
広島電鉄の路面電車が乗り入れる2階部分に入るのが、注目のコスメブランド「SHIRO(シロ)」。テナント誘致を手掛ける中国SC開発(広島市南区)の竹中靖社長が「大変要望が強かった」と明かすほど、幅広い世代の人気を集める。シロの福永敬弘社長(50)は広島出身。「『チンチン電車』が乗り入れた先のぱっと開けた区画を提案され、店舗のイメージが湧いた」と立地への期待感を語る。 新幹線と在来線、路面電車がシームレスでつながる2階は、広島の陸の玄関であり「顔」といえる。それだけに「中四国初」などの冠が多い。子ども服ブランドとして知られる「ファミリア」は、大人の女性向けの雑貨アイテムを中心に展開するショップを出店。米ニューヨーク発のハンバーガーレストラン「シェイクシャック」や、サラダボウル専門店「ウィズグリーン」は健康志向の人たちも喜びそうだ。
【3階】何でもおしゃれ、流行の発信拠点
東京や大阪、名古屋、博多で展開される「カフェ・オーバカナル」は、フランスの大衆食文化を伝えるのがコンセプトで、「日本じゃないみたいな雰囲気」を楽しめると評判だ。服飾から小物までそろえるセレクトショップ「ビショップ」も登場。いずれも中四国で初出店となる。 瀬戸内の魅力発信を担う拠点「ミオバイドッツ」は約300平方メートル。特産品の販売に加え、県内各地の食材を使った料理もPRするという。瀬戸内の豊かな文化を、どんなふうに発信してくれるだろう。
【4階】最先端と次のトレンドを押さえられるフロア
アニメ好きなら誰でも行きたい「ベースヤードトーキョー」は、東京と大阪に次ぐ出店。アウトドアやスポーツが好きな人は、中四国初の「オッシュマンズ」のほか、サンダルでおなじみの「キーン」もおすすめ。広島県内初の直営店となる。 コーヒーのスターバックスは、なんと「紅茶専門店」を出す。こちらも中四国初の業態。新しい広島オリジナルグッズが出ないかな…。
中国新聞社