目標は上位入賞!白バイ隊員がテクニック競う「安全運転競技大会」 県内女性隊員の訓練とは《長崎》
NIB長崎国際テレビ
運転技術を競う全国大会に挑むのは 女性白バイ隊員。 目指すは 頂点!。厳しい訓練の日々に密着しました。 ◆動画のつづきはコチラ(無料)
さっそうと白バイを操ります。 県警交通機動隊 第一係所属の山本真奈美巡査 30歳。 全国トップレベルの白バイ隊員が集結する「安全運転競技大会」に、2年連続で挑みます。 (山本真奈美巡査) 「上位入賞を目指してこれから訓練に励みたい」
諫早市にある県警交通機動隊。 (山本真奈美巡査) 「白バイで取締りをした際に(違反)切符を切るので、職場に持ち帰って処理をしている。あとは事件捜査の書類作成などを行う」 山本さんは、交通の取締りや事故への対応にあたり、交通安全指導などを行っています。
白バイ隊員は37人。このうち、山本さんを含む6人は今年の「特別訓練員」です。 (交通機動隊企画指導係主任 笹原 智紘 コーチ) 「福岡に合同訓練に行くので、それを意識して。福岡で一発目走れるように、意識して走って」 「特別訓練員」は、後進を育成する指導者を目指すメンバーで、中には全国大会に挑む隊員も。 運転技術に特化した、約5か月間の厳しい訓練に臨んでいます。
指導するコーチは。 (交通機動隊企画指導係主任 笹原 智紘 コーチ) 「ほのぼのしている感じだが、実際に訓練になったら気を引き締めている。オンオフがしっかりしている。本番は一発勝負なので、その面ではメンタルが強い。本番に強いタイプ」 壱岐市出身の山本さんは、高校卒業後に福岡の専門学校で服飾について学び、アパレル企業へ就職しました。
しかし、8年前に転機が。 (山本真奈美巡査) 「バイクの免許を取ったのがきっかけ。家族、父母妹弟がバイクの免許を取り、自分だけ免許を持ってないのは(嫌だ)と、大型の免許を取った。そこから白バイの動画を見るようになり、自分も白バイに乗りたいと警察官を目指した」 家族全員、趣味はバイク。 一念発起して白バイ隊員を目指し、25歳で夢をかなえました。