広島市 職員3306人の異動を発表
広島市は27日、4月1日付の人事異動を発表した。異動総数は3306人で前年度と比べて223人増えた。局長級は危機管理担当局長や議会事務局長たち10人。うち、こども未来局長を除く9人が昇任となる。組織改正では、幼児教育と保育を一体的に推進するため市教委の関連業務をこども未来局に移す。 広島市の人事異動(3月27日発表) こども未来局は新たに幼保企画課と幼保給付課を新設。市教委から乳幼児教育保育支援センターの運営業務や幼児教育に関する給付などの業務を移す。子どもから青少年まで切れ目なく支援するためこども・家庭支援課と市教委の育成課を統合し、こども青少年支援部を置く。ヤングケアラー問題や子どもの貧困などの課題に取り組む。 市独自の地域組織「ひろしまLMO(エルモ)」の設立・運営の支援を強化するため、コミュニティ再生課と各区の地域起こし推進課に1人ずつ増員する。
中国新聞社