イタリアが11年ぶり5度目のBJK杯制覇 スロバキア下す
【AFP=時事】女子テニスの国別対抗戦ビリー・ジーン・キング・カップは20日、スペイン・マラガで決勝が行われ、イタリアが2勝0敗でスロバキアを下し、通算5回目の優勝を飾った。 【写真14枚】優勝を決めて胴上げされるイタリアのパオリーニ イタリアは第1試合でルシア・ブロンゼッティが6‐2、6‐4でビクトリア・クジュモバを下すと、第2試合ではジャスミン・パオリーニが6‐2、6‐1でレベッカ・シュラムコワに勝利した。 昨年大会は決勝でカナダに敗れたイタリアだったが、今年はその結果を一つ上回り、11年ぶりにタイトルを獲得した。 今季の全仏オープンテニスと ウィンブルドン選手権で準優勝を果たした世界4位のパオリーニにとっては、素晴らしい1年の締めくくりとなった。 「信じられない1年。信じられない。ビリー・ジーン・キング・カップをこうやって締めくくるなんて、素晴らしい。言葉が見つからない」とパオリーニは振り返った。「ただ楽しむようにしている。自分がどの立場にいるかを理解することが重要。この立場にいることを幸運に思うし、このチームの一員であることを幸運に思う」「今年はトロフィーをまた母国に持ち帰ることができて本当にうれしい」 一方で敗れたスロバキアは、格下ながら今大会で米国、オーストラリア、英国を撃破する快進撃を見せていたが、2002年大会以来の頂点には届かなかった。【翻訳編集】 AFPBB News