ユヴェントスで世界クラスのMFへ 成長するアメリカのマッケニーへの称賛「大きな役割を果たしている」
2026W杯へ心強い戦力に
カナダ、メキシコとの共催で2026北中米ワールドカップを開催するアメリカは、2年半後の大会へ向けて若いタレントの育成に取り組んできた。 ビッグクラブでプレイしている者も多いが、今季成長を感じさせる選手の1人がユヴェントスMFウェストン・マッケニーだ。 25歳のマッケニーは主力として活躍を続けており、指揮官マッシミリアーノ・アッレグリの下で着実に進歩している。チームスタイルの影響もあって攻撃面でインパクトを残す機会は多くないが、これまでザルツブルクやリーズ・ユナイテッドを指揮してきたアメリカ人監督のジェシー・マーシュはマッケニーの貢献度が極めて大きいと絶賛する。 「ユヴェントスのプレイスタイルは、失点を少なくすることをメインに考えている。ウェストンの性格を知っているから、彼がもう少し前線に顔を出したいのは分かるし、攻撃性をもう少し活かしたいはずだ。ただ、(先日の)インテルとの試合での彼は良かったと思う。トランジションの面で最も危険な選手だったよ」 「イタリアでのウェストンに関する記事を読んでも、今年の彼のプレイぶりは大いに評価されている。彼は自陣ボックスを守ったかと思えば、次の瞬間には敵陣にいる。長い距離を走り、デュエルに勝ち、ロングスローを入れるなど、試合で大きな役割を果たしている。今年のユーヴェは成功を収めていて、彼がこれほど高いレベルでプレイできているのは素晴らしいことだよ」(『CBS Sports』より)。 マッケニーにはロングスローもあり、アメリカ人選手らしいフィジカルの強いMFだ。ユヴェントスでの経験はアメリカ代表でのプレイにも活きるはずで、今季はマッケニーにとって充実のシーズンとなっている。
構成/ザ・ワールド編集部