左から中村蒼、小芝風花、渡邉斗翔、（後ろに）横浜流星、愛希れいか（ｃ）ＮＨＫ

　今年のＮＨＫ大河ドラマ「べらぼう～蔦重栄華乃夢噺（つたじゅうえいがのゆめばなし）～」の第１回が５日、放送された。ＳＮＳ上では「あぁ～！！１週間待ち遠しい！！！」など評価する声が相次いだ。 ◆小芝風花、凛とした花魁ショット『べらぼう』【写真複数】 　「べらぼう」は日本のメディア産業、ポップカルチャーの礎を築いたといわれている「蔦重」こと蔦屋重三郎の波瀾（はらん）万丈の生涯を描いた作品。人口１００万人を超えた１８世紀半ばの江戸を舞台に面白さを追求し続ける蔦重が笑いと涙を巻き起こす娯楽ドラマとなっている。蔦重は俳優の横浜流星が演じる。 　大河ドラマらしく橫浜以外の出演者も豪華絢爛（けんらん）。江戸の本屋主人の鱗形屋孫兵衛を片岡愛之助、書物問屋の主人須原屋市兵衛を里見浩太朗、幕臣の田沼意次を渡辺謙、意次の嫡男、田沼意知を宮沢氷魚、花魁（おいらん）の花の井を女優の小芝風花、老中首座の松平武元を石坂浩二が務めている。 　初回は遊郭・吉原の悲惨な面も描かれたが、橫浜が演じている江戸らしい粋な心意気と多彩な表情が魅力の蔦重と、小芝がみせる花の井の艶っぽさなど見どころが満載。第１回の放送後、Ｘ（旧ツイッター）では「＃大河べらぼう」がトレンド入り。「前向き素直で楽観的。これは日曜夜から元気になるかも」「おもろいかもしれない」「面白かった　今年は一年見られそうだ」などと高い評価が並んだ。