旨い店はタクシー運転手に訊け! 池袋で赤身ステーキをガッツリ味わえる『センタービーフ』の「ステーキボウル」が最強に旨い
●「旅先で旨いものを食べたければ、タクシードライバーに聞くのが一番」と言います。そこで、東京のB級グルメに精通する現役タクシー運転手・荒川治さんに、オススメのお店を教えてもらいました。
毎日タクシーを運転していると、街のちょっとした変化に気づくことがあります。とくに昔からあった店が閉店したり、新しいお店がオープンしたりすると、車窓から意外と気づくんです。 『センタービーフ』の「ステーキボウル」の関連画像 今回、紹介するのも、そんな新旧移り変わりの話なのですが……場所は池袋西口。昭和57年に創業した立ち食いそば・うどん『君塚』さんが、平成・令和を通して愛され続け、昨年(2023年)5月に閉店してしまいました。 ショックでしたね。というのも、常務の合間(休憩時間)に、『君塚』さんには何度もお世話になっていたからです。そばやうどんはもちろん、中華そばやマーボーライス、カレーライス、ハヤシライスなどなど、とにかくメニュー数が多く、注文するとすぐ出てくる。そしてどれも500円以下で食べられて、もちろん味もイイ。「早い、安い、ウマい」を絵に描いたようなお店だったんです。 月日は流れ、一年後の今年(2024年)5月28日、『君塚』さんの跡地に新しいお店がオープンしました。それが今回紹介する『ステーキライスとカレーの店 センタービーフ』です。
立ち食い蕎麦屋から一転して、今度はステーキのお店か! と、ちょっと驚きましたが、何度も通りすがりに見ているうちに、オープン直後から行列ができているのを目にして、だんだん気になり始め、ある日、休憩時間に行ってみたところ……。 ちょっと並ぶけど1人でも入りやすく、提供も早くて、ヘルシーな赤身肉を「ステーキボウル」でガッツリ食べられるとても良いお店でした。というわけで今回は、『センタービーフ』の魅力をご紹介したいと思います。
肉の旨みを存分に味わえる「ステーキボウル」とは?
『センタービーフ』のメニュー構成は、「ステーキボウル」、「ビーフカレー」、「鉄板ステーキ」の3種類です。 看板商品は「ステーキボウル」です。メニュー写真のように、肉のサイズ(Sからスーパーメガサイズの6レベル)、ライスの種類(4種類)と量、トッピングを選んで、自分好みにカスタマイズできる一品。