ヨロン島観光協会が特産品案募集 与論産品の6次産業化目指す
一般社団法人「ヨロン島観光協会」(TEL 0997-97-5151)が5月25日、「ヨロン島特産品開発事業 チャレンジ企画」として与論島の特産品案と特産品販路拡大に取り組む事業者の募集を始めた。(奄美群島南三島経済新聞) 【写真】これまで支援してきた特産品 与論島の黒糖や月桃を使ったクラフトコーラ 同企画は与論島の新しい特産品を作ることを目的に、2021年度から奄美群島振興交付金を活用した与論町産業振興課の事業を、ヨロン島観光協会が受託して募集している。 これまで、与論島産のトビウオを使ったふりかけ「さがまーちゃん」、与論島産のきび糖や月桃を調合したクラフトコーラ「Yoron Island Cola」などが商品化されている。 本年度は生産者自ら商品開発を行い、販路を開拓して小売りを行う6次産業化を目指し、農業や漁業などの生産者をターゲットにしている。採用されると、同協会と同町産業振興課が商品開発、市場調査、販路開拓などのサポートを行う。 同協会の里山剛史事務局次長は「島の新しい特産品を作ろうと思っても、予算がないなどでなかなかチャレンジできない事業者にぜひ活用してほしい」と呼びかける。 募集期限は6月5日。募集状況によっては延長の可能性もある。
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