【神宮大会】名城大の最速151キロルーキー・天野京介が全国デビュー
◆第55回明治神宮野球大会第2日▽大学の部・1回戦 名城大0―3環太平洋大(21日・神宮) 名城大の最速151キロ右腕・天野京介投手(1年=愛知産大工、現名古屋たちばな)が全国デビューを果たした。3点を追う8回に登板。最速は149キロを記録し、2安打を浴びながら1回を無失点に抑えた。「上ずった球が多くて。自分が納得する球は1、2球くらいしかなかったので納得した投球はできなかった」と振り返った。 高校でプロ志望届を出したが、指名漏れを経験。「投手コーチに元プロの山内(壮馬)コーチがいたり、栗林さん(良吏、広島)とか、プロ野球で活躍する選手がいたから」と名城大に進学した。リーグ戦では主にリリーフとして登板を重ねる。「抑えの気持ちとか、ブルペンでの(肩の)作り方とか全然わからなかった。春に学んで、秋のリーグ戦でだいぶ発揮できた」と成長を実感している。 30日から12月2日にかけて行われる侍ジャパン大学日本代表候補の強化合宿には1年生ながら選出された。「レベルの高い投手が多いのでいろんな話をしたい。自分の取り柄は真っすぐ。自信を持ってアピールできたら」と前を見据えた。
報知新聞社