人気声優・伊東健人がまさかのデジタル写真集をリリース!? 35歳にして新境地に挑んだ理由は「自分の限界を自分で決めてしまいたくないからです」
伊東 とはいえ、根が負けず嫌いな性格なので、こうしてプロの実力を目の当たりにすると、"声優として"ではなく"僕自身として"負けちゃいられないと思ってしまうんです。こうして貴重な機会にお声がけいただいたからには、やらない手はないかなって。 もう35歳ですし、こうして写真に撮っていただけるのも最後かもしれないじゃないですか。まぁ、声優界では今も活躍されているベテランさんが多くいらっしゃるので、いまだに若手面(づら)ができてしまうところはあるんですけど(笑)。 ――アハハ(笑)。実際、年齢とキャリアを重ねられても新しいことに挑戦しようとされているのは良いことですよね。 伊東 いつまでも好奇心だけは失いたくないですね。それに、僕は基本的に、ファンの方の驚く顔が見たいんですよね。今このタイミングで僕がデジタル写真集を出すなんて、誰も想像していないと思うんです。だからこそやる意味があるというか。みなさんがどんな反応をしてくださるのか楽しみです。 ■いちばん見てもらいたいのはベッドシーン ――撮影に向けて、カラダづくりなどご準備されてきたことはありますか? 伊東 うーん、特にないですね。カラダづくりは日頃からやっているので、撮影に向けてという感じでもないというか。何なら、撮影の前日は21時頃に仮眠をとったつもりがそのまま朝になっていて。むしろ、いつものトレーニングすらやれていない状態です。起きたとき、焦りましたよ。ヤベェ......って(笑)。 ――アハハ、そうだったんですね(笑)。では、普段はどんなトレーニングを? 伊東 週一のジムと『フィットボクシング』、それから『リングフィット アドベンチャー』ですね。 ――『フィットボクシング』と『リングフィット』って、ゲームですよね......? 伊東 おっしゃる通り、ニンテンドースイッチのゲームです。しっかりやり込むと結構キツいですし、それなりに効果もあるので、ゲームだからってあなどれないですよ。フィットボクシングでは有酸素運動、リングフィットでは自重トレーニングという感じなので、両方をバランス良くやることが僕なりのこだわりです。程よく筋肉が鍛えられるので、スゴく良いんですよ。 ――ジムでの本格的なトレーニングと比べると、物足りなさを感じる部分もありそうですが......。 伊東 僕は筋肉増量よりもしなやかなカラダつきを目標にトレーニングを続けているので、ガチすぎるメニューはマジでツラいだけなんですよ(笑)。モチベーションを上げるためにYouTubeに上がっている筋トレ動画を見るときも、どちらかというと女性向けの動画を参考にさせていただくことが多いかもです。程よい筋肉量をキープしたいだけなので、むしろ『フィットボクシング』や『リングフィット』で十分。物足りなさを感じたことは一度もないです。 ――なるほど。食事にも気を使っていらっしゃるんですか? 伊東 夜17時~18時以降は食べすぎないようにする、くらいですかね。ストイックな制限は特にしていないです。あと、お酒を飲むときは「1軒1杯」という自分ルールを課しています。3杯飲みたきゃ3軒ハシゴすればOK。かなりゆる~いです(笑)。 ――では改めて、撮影の感想をお聞かせください。今回、キリッとしたスーツ姿からゆったりした休日風景まで幅のある撮影となりましたが、特にファンの方に見てもらいたいシーンはどちらになりますか?