櫻井翔主演「XXX占拠」正式タイトルは「新空港占拠」 櫻井がSixTONESジェシーとの秘密の会話やプライベートでの交流を明かす
1月13日(土)にスタートする櫻井翔主演のドラマ「XXX占拠」の正式タイトルが「新空港占拠」(毎週土曜夜10:00-10:54、日本テレビ系)であると解禁され、1月5日に神奈川県内のスタジオにて制作発表会見が行われた。櫻井、比嘉愛未、ジェシー、白石聖、瀧内公美、ソニンの6名が出席し、それぞれの役どころや、現場でのエピソードについて語った。 【写真】手を振るジェシー、比嘉愛未、櫻井翔、白石聖 ■続編では舞台は空港、敵は獣に 本作は、2023年に放送された「大病院占拠」(日本テレビ系)の続編。今回は神奈川県初の国際空港「かながわ新空港」を突如として獣の面をかぶった武装集団が占拠。巻き込まれたのは複数の人質と、1年ぶりに帰ってきた、櫻井演じる刑事・武蔵三郎。与えられた期限はわずか1日。極限状態で繰り広げられるタイムリミット・バトル・サスペンス。 ■櫻井翔「夢に比嘉愛未さんが登場しました」 会見冒頭、櫻井は1月1日に発生した能登半島地震と2日に発生した羽田空港での事故について触れ、「能登半島地震で犠牲となられた皆様に心よりのお悔やみを申し上げるとともに、被害に遭われた皆様にお見舞い申し上げます。そして、羽田空港での衝突事故、こちらで犠牲となられた方々への心からのお悔やみと、被害に遭われた皆様にお見舞い申し上げます」と伝えた。 前作「大病院占拠」に引き続き、櫻井が演じる神奈川県警捜査一課強行班係刑事・三郎について「ものすごい焦って早口で喋っているか、時間に追われているか、大声を出しているか、とにかく走っているか。タイムリミット・バトル・サスペンスの名の通り、時間に追われています」と語る櫻井。続けて「明日、明後日にほぼ一人で話してるようなシーンが続くからか、昨晩ついに夢に比嘉愛未さんが登場しました」と明かす。「どんな夢でした?」と尋ねる比嘉に、櫻井は「比嘉さんが完璧にせりふを言うのに、櫻井はカットごとにせりふが言えない。年明け早々先行き不透明の中、どうかこうはならないように…という夢を見ましたので、今晩しっかりと準備して撮影にしっかり臨みたいと思ってます。夢の中での緊迫感もすごかったです」とプレッシャーを感じている様子。 そんな櫻井演じる三郎の妻で心臓外科医・裕子役の比嘉は、「医療に関しては数々(役を)やらせていただいて自信がある方なので、今回もオペのシーンは何度も撮影しています。かっこいい裕子先生を演じられたらなと思っています」と語る。 今回新加入した白石は、神奈川県警捜査支援分析センター(KSBC)新人情報分析官・岩槻澪を演じる。「民間のIT企業に勤めていたところをKSBCにスカウトされて入ったという裏設定があるので、すごく優秀で性格的にも素直で真面目な女性なんじゃないかなと思っています。私はまだ一日しか撮影していないですが、すごくアットホームに迎えていただけたような気がして、和気あいあいとした空気感でした」と撮影現場の雰囲気を明かした。 ■キャラの濃い新メンバーに驚くソニン 同じく新加入のジェシーは、謎の男を演じる。「謎の男です。自分でもお芝居してて謎だなと思います。比嘉さんとのシーンが多く、クランクインの時に血だらけなシーンがあったんですけど、僕が『はあはあ』と息遣いをするので、比嘉さんが『本当にこの人は鼻息が荒いのか』っていうふうに思ったらしくて。『役です』と言わせていただき『あ!そうか』って。危なかったですね、ジェシーはこんなに鼻息が荒いんだって広まりそうでしたね」と暴露。比嘉は「初共演だったので本当に鼻息が荒い人だなと思って(笑)」と思い出しながら笑い、撮影した日の後半あたりにジェシーが役で鼻息を荒くしていたことを知ったと言う。 同じく新加入の瀧内は、横浜署の警察官・本庄杏を演じる。「正義感が強くて、ずけずけズバズバ物を言うキャラクターです。しかも、武蔵さんのバディ役ということで、本当に身に余る役をいただいてとてもうれしかったですし、女性版・武蔵三郎のようなキャラクターなんじゃないかなと思います」と話し、櫻井も「バディとしてよく同じ敵と対峙してます」とコメント。 そして、前作に引き続き神奈川県警刑事部捜査一課特殊班(SIS)管理官・和泉さくらを演じるソニンが話し始めようとすると、ジェシーが「そうですね…」と話し始める事態に。ソニンは「今日初めましてですよね!?」とジェシーの絡みに驚き、続けて「今回から新しく参加された方が、キャラが濃すぎて。瀧内さんを始め、もうホームかのように現場を巻き込んでいますからね。皆さんお喋りだし。油断してました」と話す。また、ジェシーの現場での様子についてソニンが「本当に現場でずっと鼻歌をうたってるんですよ。私だったら緊張するのに」と明かすと、ジェシーは「いや緊張してるからこそ出ちゃうんだと思います」と弁解。 あらためて役柄についてソニンは「前作の最後ではこの人辞めて引退するんじゃないかっていうくらい事件がありまして。でも今回戻ってくるということで、そのきっかけとなるのはやっぱり武蔵で、武蔵のお願いだからこそ戻ったと思うんですよね。この二人の関係性っていうのは、前作でも色濃く出てたとは思うんですけど、今回はまたちょっと立場が変わって。もう少し“心のバディ感”、信頼関係がより強く出る続編になってるんじゃないかな」と語り、櫻井も「うん、そう思う。心のバディ感」と繰り返し会場を笑わせた。 ■「新空港占拠」のムードメーカーはジェシー 主演を務める櫻井は、座長として意識していることを聞かれると、「我々はセクション制を導入してまして、それぞれのセクションにシーズン1からのキャストがいますので、それぞれの現場で座長を務めてもらうという担当班長制です。私は特に何もやっておりません」ときっぱり。「初めて知った!」「初耳です」と言う比嘉とソニンに、櫻井は「知らなかったですか?班長制を導入していますのでそれぞれ座長として頑張ってください」と話し、一同を笑わせた。 また、櫻井は「ムードメーカーは、謎の男・ジェシーくんが盛り上げてくれていると感じています。こうやって一堂に会するときは彼の明るさに頼っているところはありますね」と語り、ジェシーが低音ボイスで「ありがとうございます」と返すと、櫻井は「声低っ!渋い!レパートリー多っ!」と驚いた表情を見せた。 ■ジェシー、プライベートで櫻井の時間を占拠 さらに、ジェシーとの交流について櫻井は「12月の頭に音楽番組をやった時にSixTONESが出てくれて、たまたまなのか意識的なのか彼が隣にいて、すごいちっちゃい声で『明日クランクインです』って、他のメンバーにも聞こえないぐらいの声で、すれちがいざまに二人だけの会話をしました」と秘密の会話を明かした。 ジェシーが「一度だけプライベートでもご一緒させていただいて」と話すと、櫻井は「タイミングがあって飲み行ったんだよね。そのときは占拠されました」と2時間ほどの時間を占拠されたという。櫻井が「(ジェシーが)いい匂いのするおしゃれなお店を予約してくれて。帰っても洋服はあの店のにおいになっていて、嗅ぎながらもう一杯飲んだ(笑)」と言うと、ジェシーは「あはは!誘ってくださいよ」と笑い、仲睦まじい様子を見せた。 会見の最後に櫻井は、「前作の時に結構リアルタイムでいろんな方に視聴いただいて考察いただいたり、放送翌日に子供たちが『あれ誰なんだ』とか話して楽しんでいただいたのが一年前の思い出です。ザ・エンターテインメントと言いますか、ご覧いただいてる方々がわくわくしたり、ハラハラしたり、そして最後に『ああ、これはこうなってたか』と絡まった伏線が解けていくスッキリ感を3ヶ月通してお届けできたらと思っております」と見どころを語り締めくくった。