【MLB】佐々木朗希のドジャース入りに警鐘!健康面でのリスクがあると米メディアが指摘
米スポーツサイトのブリーチャーリポートは18日(日本時間19日)、ポスティングシステムでのメジャー移籍を目指すロッテの佐々木朗希投手(23)のドジャース入りの可能性を検証した。 【写真】浜辺美波からもらった特製チョコを披露する佐々木朗希 佐々木については複数の米メディアや大物記者らが「ドジャース入りは間違いない」との見解を示している。しかし、同サイトはドジャース入りしない理由として3つを挙げた。 1番目はドジャースが25歳未満の海外選手獲得に使える「インターナショナル・ボーナス・プール」の額が510万ドルで30球団中、ジャイアンツと並ぶ最低額ということ。2番目はドジャースにはメジャーの看板である大谷翔平投手(30)がいるため、「メディアの注目度の高さ」など「(経済的にも)不利な立場に置かれるだろう」。ここまではこれまでも報道されたことだ。 注目は3番目。「佐々木のような若い投手は、ドジャースとの契約には慎重になるべきだ」と前置きし、「ワールドシリーズで勝てば多くの問題は帳消しになるが、今年はドジャースが投手陣にとって最も危険な組織であることを露呈したことを忘れてはならない」と指摘した。 今季のドジャース投手陣、とくに先発陣は野戦病院だった。開幕投手を務めたタイラー・グラスノー投手(31)は9勝を挙げたものの、右ヒジを痛め8月に離脱。山本由伸投手(26)はポストシーズンで2勝を挙げ、世界一に貢献したが、右肩腱板の損傷で6月16日から9月10日まで、約3か月間に及ぶ離脱を余儀なくされた。 11勝をマークしてチームの勝ち頭だった新人のギャビン・ストーン投手(26)は右肩を痛めて9月6日に離脱。10月10日に手術して来季は絶望となった。昨年11月に左肩を手術し、7月25日に復帰したものの、8月30日のダイヤモンドバックス戦で左足親指の痛みを訴え、離脱したままシーズンを終えた。 規定投球回に未到達で2022年の129回3分の1が最長と体力面が心配されている佐々木は今季、5月28日に上半身の疲労回復遅れ、6月13日に右上肢のコンディション不良で2度抹消されている。本人の体が原因か球団の医療体制に問題があるのかは不明だが、ドジャース入団は大きなリスクもありそうだ。
東スポWEB