GENIC増子敦貴に35の質問!【PART2─Q11~Q14】竜暉と北海道1泊2日でラーメン5杯
今年は舞台『千と千尋の神隠し』のハク役で、役者としても飛躍したGENICの増子敦貴。GENICとしては、来年2月5日にはアルバム『if』のリリースを控え、11月5日には初の日本武道館ライブ『GENIC 5th Anniversary Live at 日本武道館』を開催することも決定。役者として、GENICとして多忙な日々を過ごしてきたこの1年を振り返りながら、知れば知るほど奥深いその素顔も深掘り! 役者として、GENICとして、いま何を思うのか──35の質問で増子敦貴のいまに迫ります。(全5回の第2回) 【写真】GENIC増子敦貴、椅子に座って視線をこちらに向ける姿
──Q11:GENICとしての活動は、どんな1年でしたか? 増子:来年、日本武道館で公演することを発表させていただいたんですけど。ぼくの正直な気持ちとしては、発表できたことはすごく良かったけど、この1年、反省すべきことはたくさんあったと思います。 ──日本武道館公演が決まったけれど、手放しで喜んでいるわけではないんですね。 増子:はい。やっぱり、GENICの曲でもっとバズリたかったんです。それを手にすることができなかったのは、メンバーそれぞれの拡散力を含め、もうちょっと自分たちができることがあったんじゃないかな…と思っています。難しいですよね…。 ──Q12:GENICの最新ツアーでの思い出といえば…? 増子:(小池)竜暉っていうメンバーがいるんですけど… ──存じ上げています。グループでも、取材させていただいているので(笑)。 増子:あっ、そうですよね(笑)。竜暉とたくさんゴハンに行きました! 特に思い出深いのは北海道かな。1泊2日の出来事だと思って聞いてください! ──分かりました(笑)。 増子:ライブ前日に北海道に到着して、まずラーメンを食べました。夜もまたラーメンを食べました。ライブ当日は、朝食に名物と言われているパンケーキを食べに行きました。そこから、限定のラーメンを食べに行って、ライブ本番を迎えまして…。ライブ後に、またラーメンを食べて帰りました! ──ほぼラーメン生活ですね(笑)。 増子:はい(笑)。今回のツアーで、札幌のラーメンがより好きになりまして! その中でも1つ、感動するラーメンに出会ったんですよ。カニ味噌を使ったラーメンが、すっごく美味しかったです! ──Q13:ツアー中、ハプニングはありましたか? 増子:メンバーの誰かが、歌詞を間違えてしまうハプニングがありまして。一度も間違えずにできた公演は、なかったかもしれない…。ユニゾンで歌う曲で誰かが歌詞を間違えてしまうと、カオスでした。 ──同じ歌詞を歌うはずなのに、誰かが創作しちゃっていたんですね(笑)。 増子:はい。あと、ぼくは『I’ll Be There』という曲で、間違えてしまいまして…。Aメロが歌割の担当なんですね。ちょっとカッコつけて歌い出して、最初の1フレーズはすごく良かったんですよ! 感情も乗っていて。その次のフレーズを歌い始めたら、歌詞が急にわからなくなってしまって。頭の中で絞り出そうと思って、絞り出せ、絞り出せって思っていたら、“走り出す”と歌うべきところを“絞り出す”って歌っていました(笑)。 ──素直に、そのまま言葉が出ちゃったんですね(笑)。 増子:はい。会場の雰囲気も、ちょっと「ふふっ」みたいな感じになって。笑うような雰囲気の曲じゃないのに…。 ──ファンの方からすると、ライブならではのハプニングでちょっと嬉しかったりすると思いますけどね(笑)。 増子:正確な音を聞くだけなら、音源を聞けばいいですからね。だからといって、ライブで間違えていいという話ではないですけど。ただ、今回のツアーは、ちょっと覚えるのが追いつかなくなるくらい、新曲が多かったんです。10曲以上、初披露だったのかな? ──それは結構な挑戦でしたね。しかも、今年は全国ツアーを2回開催していますよね。 増子:そうですね。今年は本当に新曲を披露する機会が多い1年になりました。 ──Q14:来年の日本武道館公演に向けて、いまの思いは? 増子:日本武道館を満員にすることしか、ぼくは考えていないんです。そう思っているからこそ、ファンの皆さんにも力を貸していただきたいです。もちろん、それ以上にぼく自身も頑張るので! いま、全国各地でビラ配りをしに行きたいくらいの気持ちですから。それくらいの熱意をもって、日本武道館を満員にしたいです。 ──傍から見ていると、そこまで心配しなくても大丈夫ではという気もしますけど。 増子:現実的に考えると、満員にするためにはまだ足りないと思うんです。 ──1年前に日本武道館公演を発表したのは、チャレンジする気持ちとこの1年でさらにパワーアップするという決意表明みたいな感じでしょうか? 増子:そうですね。これからの1年が勝負! いままでのGENICの活動の中で、この1年はいちばん大きな1年になると思っています。 ──GENICもデビューしてから5年を迎えます。音楽業界の中でグループが5年続くというのは、意外と難しいと聞いたことがあります。 増子:確かに、それはスタッフの方からぼくも聞いたことがあります。 ──グループ活動を長く続けていく…ということを考えたときに、来年のタイミングで日本武道館公演をするのはすごくいいタイミングなのでは…という気がします。早すぎず、遅すぎず。 増子:ぼくは、明日にでも東京ドームに行きたいと思っているんですけどね(笑)。そのためにも、まずは日本武道館公演に向けて、この1年頑張りたいです。 ※PART3に続く 撮影/江藤はんな