サンチョも獲ったドルトムントは後半戦にペースを上げる? 5位から一気に巻き返せるか
後半戦のスタートは悪くない
現在ブンデスリーガ18試合を消化し、勝ち点33で5位につけるドルトムント。首位レヴァークーゼンとは16ポイントの差がついているため、ここから逆転するのはかなり難しい。 しかし、ブンデスリーガ公式は後半戦にドルトムントがペースを上げてくるのではと期待している。 まずは今冬にマンチェスター・ユナイテッドからレンタルで再獲得したFWジェイドン・サンチョ、チェルシーからレンタルで獲得したDFイアン・マートセンの新戦力2名に期待がかかる。サンチョの方は早くも結果を出しており、前線の層はより厚くなった。 さらにチームは今冬にヌリ・シャヒン、スヴェン・ベンダーのクラブOB2人をコーチに迎え入れている。2人にはセバスティアン・ケールSDも期待をかけていて、チームにポジティブな効果をもたらせるはずと語る。 「ヌリ・シャヒンとスヴェン・ベンダーという2人のスペシャリストを追加することになり、彼らの経験や人格は我々のプラスとなるだろう。シーズン後半の目標を達成するうえでも、2人が我々をより強くしてくれると確信している」 後半戦のスタートは悪くない。13日にはダルムシュタットを3-0、19日にはケルンを4-0のスコアで粉砕しており、好調だった3位シュツットガルトとの勝ち点差も4ポイントに縮まっている。ひとまず3位には入りたいところで、本来は優勝争いに参加できるチーム力のはずだ。
構成/ザ・ワールド編集部