「勝手に画面の色が変わる」「写真を撮ると無断でフラッシュ」iPhoneの“お節介すぎる機能たち”をオフにする方法
画面が勝手に下がって半分が見えなくなったり
画面が下がってしまうのは、画面の大きいiPhoneの「Plus」や「Pro Max」シリーズで、画面上部を片手で操作しやすくする「簡易アクセス」という機能です。画面下部を下方向にスワイプするか、Touch ID搭載モデルならばホームボタンをダブルタップすればこの状態になりますが、意図せずオンになることも多く、存在を知らないと戸惑います。 放っておけば数秒で元に戻るので気にしなければそれで済むのですが、下方向にスライドしている間は画面の下半分が見えなくなってしまうというマイナスもありますので、使わなければ無効化しておいたほうがよいでしょう。設定から「アクセシビリティ」→「タッチ」を開き、「簡易アクセス」をオフにすることで、無効化が行えます。
別のiPhoneやiPadに導入したアプリが勝手にインストールされたり
iPhoneを複数台所有していたり、あるいはiPhoneのほかにiPadを所有している場合、そちらで導入したのと同じアプリが、手持ちのiPhoneに自動的にインストールされてしまうことがあります。 これらはどのデバイスでも同じアプリを使いたい場合は便利な反面、デバイスごとに用途を分けている場合などは、わずらわしく感じられるほか、容量を消費するのもマイナスです。これを防ぐには、App Storeの設定で「アプリのダウンロード」をオフにしておきます。
しばらく使っていないアプリが勝手に取り除かれたり
iPhoneでは容量節約のため、長期間使用していないアプリはアイコンだけを残してアプリ本体が取り除かれる仕様になっています。使っていたデータは残るほか、タップすればすぐに再インストールされますので実害はないのですが、バックグラウンドで動作しているアプリが使っていないと誤認されて削除される事故もまれに起こります。 これらはApp Storeの設定にある「非使用のアプリを取り除く」でチェックを外しておくことによって、削除されなくなります。アプリがApp Storeで非公開に変更されたことで再インストールできなくなる事故も防げますので、容量の問題でどうしても有効にしておきたい場合を除き、なるべくチェックを外しておいたほうがよいでしょう。