気温上昇で"ぐちゃぐちゃ路面" 池のような水たまり出現で歩行者もひと苦労 夜は気温低下で路面凍結…アイスバーン事故も
UHB 北海道文化放送
春が近づく北海道内ですが、昼の気温上昇と夜の冷え込み、路面凍結による事故のほかぐちゃぐちゃ路面が出現し、市民を悩ませています。 画面全体が真白になる濃い霧。3月12日朝の北海道旭川市です。こうしたなか旭川市神居町雨紛では交通事故が相次いで発生しました。 警察によりますと狭いエリアで5件の事故があり、1人が軽いけがをしました。 旭川は3月11日4.7℃まで上昇したものの、12日朝は氷点下2.1℃まで冷え込み、路面はアイスバーン状態でした。 これに霧が加わり、事故につながったとみられています。
一方、札幌市では…。 「現在の札幌、小粒ではありますが、細かく雨が降っています。あたりを見回すと傘をさして歩いている方もいます」(糸口真子 フィールドキャスター) 3月12日は11日に続き、全道でプラス気温になりました。札幌では最高気温5度を観測。昼ごろには小雨が降り、季節の移り変わりを感じる天気となりました。 「暖かいので気分も明るくなる」(札幌市民) 「雨が降ると春が来たなと思う」(札幌市民) 雪解けも加速し、交通量の多い道路は雪がありません。しかし、住宅街に入ると。 「身体が縦にはねるような感覚もあります」(糸口キャスター)
住宅街にはまだまだ雪が残ります。雪解けによってできたわだちで車の運転も大変です。 さらに場所によっては歩くのも一苦労。
「この水たまりを飛び越えようとしますが、少しためらわれる大きさなのでこちら側によけますが、こちらにも大きな水たまりができています」(糸口キャスター) 「ここ渡る時にどこから渡ろうかと思って、防水の靴をはいてないと大変なんじゃないかと思いました」(札幌市民) 3月13日は気温が低下し、札幌は最高気温1度の予想。路面凍結による事故に注意が必要です。
UHB 北海道文化放送
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