手話を用いた舞台や体験で手話に親しみを 「とっとり手話まつり」開催 手話をモチーフにしたストラップ作りや手話の体験も 鳥取県鳥取市
日本海テレビ
手話言語条例が制定されている鳥取県。手話を用いた舞台や体験などを通して手話に親しんでもらおうと、12月8日に「とっとり手話まつり」が開かれました。 舞台で披露されたのは、手話を使った歌のパフォーマンス。手話言語を知ってもらい、ステージ発表や遊びを通して理解を深めてもらおうと、12月8日に鳥取市で「とっとり手話まつり」が開かれました。参加団体の1つ、鳥取市のさくら幼稚園・さくら保育園の園児たちは、本番に向けて、歌と手話の練習を重ねてきました。 園児たちは、少し緊張した表情で舞台に上がりましたが、練習通り歌詞に合わせ、来場者へ手話で語り掛けていました。 来場者 「工夫して手話を使ってたりとか、表現の仕方それぞれ違うなと思って、改めてすてきだなと思いました」 会場では、手話をモチーフにしたストラップ作りや、手話の体験も行われ、多くの人が手話で交流を図っていました。 鳥取県聴覚障害者協会 下垣彰則 理事長 「聞こえる人の皆さんに(舞台を)見ていただいて、聞こえにくい人の取り組みが色々あるんだということで啓発を込めて見ていただければと」 500人以上が訪れた手話まつり。主催者は今後も手話言語を広め、相互理解を深める場を作りたいと話していました。