劇場版「チェンソーマン」25年の“台風がくる頃”に公開 特報映像やスタッフ、2種の最新ビジュアルも披露
テレビアニメ「チェンソーマン」の続編となる劇場アニメ「チェンソーマン レゼ篇」の公開時期が、物語の舞台設定にちなんだ2025年の“台風がくる頃”であることがわかった。12月22日開催の「ジャンプフェスタ2025」内のステージで発表され、特報映像やスタッフ、最新ビジュアルも披露されている。 藤本タツキ氏による原作漫画は、18~20年に「少年ジャンプ」で第一部が連載され、22年からは「少年ジャンプ+」で第2部を連載中のダークヒーローアクション作品。超貧乏なデビルハンター・デンジ(CV:戸谷菊之介)が、チェンソーの悪魔・ポチタ(井澤詩織)と契約し、悪魔の心臓を持つチェンソーマンとなって悪魔たちと死闘を繰り広げる。テレビシリーズは22年10~12月に放送され、「レゼ篇」はデンジが憧れのマキマ(楠木ともり)とのデートでうかれる帰り道、雨宿りをしているところにカフェで働く謎の少女レゼ(上田麗奈)と出会うところから始まる。23年には土屋直武主演で舞台化された。 特報映像は、レゼがデンジに「田舎のネズミと都会のネズミのどちらがいいか」と問いかけるシーンからスタート。デンジとマキマ、デンジとレゼといったそれぞれの日常ほか、チェンソーマンの激しいアクションシーンも収録されている。 スタッフには、テレビシリーズでアクションディレクターや絵コンテなどを担当した𠮷原達矢を監督に迎え、脚本は瀬古浩司、キャラクターデザインは杉山和隆、音楽は牛尾憲輔が続投する。 最新ビジュアルは、爆風の中で躍動感あふれるチェンソーマンの姿を描いたもの、デンジとレゼが、彼女のバイト先であるカフェ「二道」で談笑する姿を描いた、対照的な2種類が公開されている。 𠮷原監督、デンジ役の戸谷、レゼ役の上田からのコメント全文は以下の通り。 【𠮷原達矢(監督)】 チェンソーマンの魅力を見てくださる方々にたくさん伝えられるようスタッフ一丸となって頑張っております。 どうかこれからも応援宜しくお願いします! 【戸谷菊之介(デンジ役)】 レゼ篇大好き! 原作を読んでいた時から、この感情を揺さぶられる目まぐるしい展開の連続は映画になったらすごいだろなぁ~と思っていたので、劇場版として映画館で観られるのがとても嬉しいです! レゼが来る……!レゼが来るよぉ!? レゼにときめくシーンも、チェンソーマンにしか出来ない高IQバトルシーンも全力で演じさせていただきます! お楽しみに!!!!! 【上田麗奈(レゼ役)】 先んじてPV収録を……ということでドキドキしながらスタジオに向かい、収録中は隣のマイクでお芝居されていた戸谷さんのお声に「デンジだ!本物のデンジがいる!」と感嘆し、そうこうしている内にあれよあれよと収録を終えてしまって。 スタッフさん方の原作へのリスペクトと、作品作りへの強いこだわりを受けて、今はとにかく身が引き締まる思いでいっぱいです。 まずはPV、皆様に楽しんでいただけていたら幸いです! 本編もきっと素敵な形でお届けできるはずですので、劇場版「チェンソーマン レゼ篇」も、ぜひ応援の程よろしくお願いいたします。