【MotoGP】最高峰クラス王者争いはますます激化 バニャイアとマルティンとの一騎打ち
◇オートバイレースの世界最高峰MotoGP 2023年シーズン第18戦 マレーシアグランプリ MotoGPスプリントレース・決勝レース(11月11日-12日、マレーシア・セパン・インターナショナル・サーキット) 【配信】MotoGP 日本グランプリの舞台裏を見られる配信も シーズンのラストを飾る3連戦の初戦、第18戦マレーシアグランプリ。最高峰クラスのチャンピオン争いはしびれる展開が続いています。 昨季の王者で今季もポイントランクトップのフランチェスコ・バニャイア選手が予選を制しPPを獲得。前戦タイGP終了時点で13ポイント(以下P)差、ランク2位のホルヘ・マルティン選手が2番グリッドからスタートします。 11日の『スプリントレース』を制したのはアレックス・マルケス選手。伏兵がスプリントレース2勝目をあげます。マルティン選手が2位で9Pを獲得、バニャイア選手は3位(7P)で、2人の差は11Pにつまります。 迎えた12日の『決勝レース』ではPPスタートのバニャイア選手がスタートダッシュを決めます。しかし今季からバニャイアのチームメイトに起用されながら、大ケガの影響で欠場が多く優勝がなかったエネア・バスティアニーニ選手が先頭に立ち、今季初優勝。11日のスプリントレースを制したアレックス・マルケス選手が2位でフィニッシュ。3位にバニャイア選手が入り16P獲得。4位のマルティン選手は13P。 前戦・タイGP終了時の13P差から、バニャイア選手がマルティン選手との差を1P広げる結果となりました。 次の週末に開催される第19戦カタールグランプリは全20戦の中で唯一の"ナイトレース"です。 ▽マレーシアGPスプリントレース(11日) 1位 アレックス・マルケス(スペイン/ドゥカティ) 2位 ホルヘ・マルティン(スペイン/ドゥカティ) 3位 フランチェスコ・バニャイア(イタリア/ドゥカティ) 19位 中上貴晶(日本/ホンダ) *スプリントレースの獲得ポイント=1位12P、2位9P、3位7P、4位6P…以下9位1Pまで ▽マレーシアGP決勝レース(12日) 1位 エネア・バスティアニーニ(イタリア/ドゥカティ) 2位 アレックス・マルケス(スペイン/ドゥカティ) 3位 フランチェスコ・バニャイア(イタリア/ドゥカティ) 4位 ホルヘ・マルティン(スペイン/ドゥカティ) 18位 中上貴晶(日本/ホンダ) *決勝レースでの獲得ポイント= 1位25P、2位20P、3位16P、4位13P、5位11P、6位10P…以下15位1Pまで ▽残りはカタールGP含め2戦 11月17日-19日 カタール 11月24日-26日 バレンシア