発酵文化で観光誘客へ 福島県が「美を醸すナビゲーター」に新たに26人認定
福島県は2日、福島県の豊かな発酵文化を活用した観光誘客のガイド役を務める「美を醸すふくしまナビゲーター」に新たに26人を認定した。今年度は計58人の認定を予定している。 認定式は郡山市のホテルハマツで行われた。藤城良教県観光交流局長が「発酵と美容、健康の関係を楽しく発信してほしい」と述べ、認定者代表の村上未奈さん(郡山市、ミドリヤ)に認定証を手渡した。村上さんは「型にはまらず、広い視野で仕事に取り組みたい」と誓った。式に先立って開かれた研修会で講師を務めた東京農大の小泉武夫名誉教授(小野町出身)が「発酵を通じ、素晴らしい県にしよう。挑戦してほしい」とエールを送った。 これまで87人が認定を受けており、予定者を含めて145人がナビゲーターとなる。新たな認定者は次の通り。 ▽会津地方=関千尋(関美工堂)佐藤素子(大川荘)氏家エイミー(Grace Advance)吉田愛美(ホテルリステル猪苗代)▽中通り=村上未奈(ミドリヤ)菅野菜月(崇麗堂・tsukienzymespa)佐藤純子(味噌工房 小さい門)清水文子(協和産業)遠藤勝彦(自営業)遠藤邦子(Home Made Endoh)蔭山美貴子、大江謙典(ホテルグローバルビュー郡山)松崎博一(ホテルグローバルビュープレミアム郡山)芳賀智美(みちくさ研究所)森藤洋紀(森藤食品)吉田重男(福島路ビール)鈴木利幸、鈴木承子(玉鈴醤油)大原陽子(Soleil)菅野まゆみ(遊雲の里ファーム)正木みね子(ゆうきの里東和ふるさとづくり協議会)浅尾千亜紀(糀和田屋)▽浜通り=菊地順子(たふぃあ)小野崎雄一(おのざき)篠原福一(長久保食品)小野賢司(西野屋食品)