京都府高校駅伝 男子は洛南高校 女子は立命館宇治高校が全国出場へ!
12月に行われる『全国高校駅伝』への出場権をかけ、京都府高校駅伝大会が行われました。 この大会の優勝校は京都府の代表として、全国の舞台、都大路を駆け抜けます。 フルマラソンの距離を7区間でつなぐ男子駅伝。 9年連続の優勝を誇る王者洛南に喰らいついたのは、去年2位の洛北でした。 1区から3区、首位に立った洛南を追う洛北は、粘りの走りで懸命にその背中を追い、大きく離されることなくタスキをつないでいきます。 第3中継所、首位の洛南から13秒差でタスキを受け取ったのは、洛北のキャプテン多田です。 【声】洛北高校 4区 多田真(3年)キャプテン 「前に他のチームがいても自分が先頭でもらっても、1位で次の5区の走者にタスキをつなぐっていうのは、目標として掲げていたところだったので、最低限の自分の役目っていうのは果たせたかなって思ったんですけど、実力不足というのを感じるレースではありました」 洛南を抜きトップで5区へ託されたタスキは、首位をキープしたまま6区へ。 しかし、洛南2年奥野が区間新となる走りでトップを奪還。 再び洛北は追う展開となり、タスキは最終7区へ。 去年も最終区間を走った3年野木が執念の走りで洛南を追いますが、先にフィニッシュテープを切ったのは洛南でした。 その差は31秒。 1分2秒差で2位となった去年から大きく洛南に迫る結果となりました。 【声】洛北高校 7区 野木琉平(3年)選手 「去年もラスト アンカー勝負となっていて自分が勝ち切ることができず、今年も同じような展開になってしまったので、今日 好走してくれた選手がたくさんいたので、申し訳ない気持ちで(ごめんという)そういう言葉が出た」 【声】洛北高校 4区 多田真(3年)キャプテン 「自分で前に出れたときは勝てるかもしれないと思ったんですけど、もっと意識高くその甘さとか捨てて向かわないと、都大路ってところがみえてこないなという厳しさを改めて感じました」 2年連続で首位を争った洛北の存在について洛南は・・ 【声】洛南高校 1区 橋本颯人(3年) 「そういった学校が出てくるのは自分たちにもいい刺激になりますし、全国を想定して府の予選から気を引き締めてレースができるので、そういったところは切磋琢磨しあえるのでいいかなと思います」 そして、フルマラソンの半分の距離を5区間でつなぐ女子の部では、1区でコースの誘導ミスというアクシデントに見舞われながらも、絶対的女王の立命館宇治が1区から最終区まで一度も首位を譲らずフィニッシュ。 37年連続39回目の優勝を飾りました。 【声】立命館宇治高校 1区 佐藤ゆあ(3年)キャプテン 「先輩方が繋いできてくださった伝統をつなぐことができて、素直にうれしく思います。 今のままのチームでは全国では全く歯が立たないチームなので、チームとしてもう一度一丸となって、およそ二か月後にある全国大会でそれぞれが活躍できるような走りにしていきたいです」