槇原敬之さん

フリーアナウンサーの住吉美紀がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの生ワイドラジオ番組「Blue Ocean」（毎週月曜～金曜9:00～11:00）。12月12日（火）放送では、リモートゲストにシンガーソングライターの槇原敬之さんが登場。若い世代を中心に「TikTok（ティックトック）」などのSNSで話題を集めている「槇原ドリル」などについて語ってくれました。 【写真を見る】パーソナリティの住吉美紀、槇原敬之さん（タブレット端末画面内）

1969年生まれ、大阪府出身の槇原さん。1990年にシンガーソングライターとしてデビュー。「どんなときも。」「もう恋なんてしない」などの大ヒットソングで人気を集めます。 最近では、槇原さんの楽曲「もう恋なんてしない」を、ヒップホップの音楽ジャンルの1つ“ドリル”調にアレンジした音源を使用し、独特のダンスをするショート動画「槇原ドリル」が、TikTokなどのSNSで大きな注目を集めています。

◆「槇原ドリル」の流行！ 本人の反応は？

住吉：「槇原ドリル」が流行っていますが、槇原さんはどんなふうに受け止めて、どう思っているのか気になります。 槇原：親族の子どもたちからも、（「槇原ドリル」の楽曲に合せて）“踊っている動画”が送られてきます（笑）。（SNSなどで流行っていると聞いて）すごく嬉しかったです。若い人たちに聴いてもらいたかったし、ひょんなことで広がるものなんだなと思いました。人生頑張っていると、いいこともあるなと思いますね（笑）。 住吉：しかも、ご自身ではしないテイストのリミックスなのかなとも思います。

槇原：そうですね。 住吉：番組には「ドリルで槇原さんの楽曲に出会って、もとの曲である『もう恋なんてしない』を聴いてハマっています」というメッセージも届いています。 槇原：本当に嬉しいです。 住吉：「もう恋なんてしない」は1992年リリースの曲ですが、私たちにとっても、なくては生きていけないぐらい大好きな曲です。槇原さんにとってはどんな曲ですか？ 槇原：ポップスをやっていく人間としてすごく認知された頃の曲だったので、やっぱり大事な曲ではありますよね。 住吉：作っていた当時のことを思い出すことはありますか？ 槇原：いろんな所で話しているのですが、（当時、サポートキーボーディストをつとめていた）本間昭光さんという音楽プロデューサーが、ものすごい失恋をしたので、僕が「曲を書いてあげる」って感じで書いた曲なんです（笑）。 今でも思うのですが、恋愛のことはよくわからない、これからいろんなことを知っていくぐらいの年齢の曲なので、曲を作っていてすごく楽しかったですね。まさか、30年経ったぐらいのタイミングで、またみんなから再評価していただけるとは思いませんでした。 住吉：それだけの名曲だからだと思います。 番組では他にも、故・KANさんへの思い、いま注目しているアーティストなどについて語ってくれました。 ＊ 2024年3月から、槇原敬之さんの春夏ホールツアー「Makihara Noriyuki Concert 2024 “TIME TRAVELIING TOUR” 2nd Season ～Yesterday Once More～」の開催が決定しました。3月16日（土）の東京・TACHIKAWA STAGE GARDENを皮切りに、全国30ヵ所38公演をおこないます。詳しくは、槇原さんの公式Webサイトをご確認ください。 （TOKYO FMの生ワイドラジオ番組「Blue Ocean」12月12日（火）放送より）