“置き配”サービス拡大も…“トラブル”相談件数増加 荷物がビショビショ、誤配も
東京都消費生活総合センターによると、“置き配トラブル”の相談件数がコロナ禍以降、急激に増加。2023年度は368件、今年度は8月までで180件(速報値)と、前の年を上回るペースで相談がきているといいます。 その中には最近の天候が影響したケースも。 大手通販会社の商品を注文したという受け取り主。置き配で届きますが、家に帰り、荷物を確認すると箱がビショビショに。
突然の急な雷雨が多い今年、商品が置かれていたのは、雨にぬれる場所でした。事業者にそのことを連絡すると、代金は返金されたということです。しかしその後、理由はわかりませんが、自分のアカウントが削除されてしまったということです。 さらに相談の半分を占めるというのが、間違った荷物が届く「誤配」です。先月、他人の荷物が届いたという女性は…
他人の荷物が届く 埼玉県在住(30代) 「すごく大きな箱がドアをあけた先にあって、あわてて伝票をみたところ、裏のマンションの荷物だった」 その後、送り主の大手ネット通販事業者と連絡をとると… 他人の荷物が届く 埼玉県在住(30代) 「『荷物を着払いで送るか、廃棄してください』と言われた」 送り返すにしても、廃棄するにしても、大きすぎる荷物に困惑したということです。 東京都消費生活総合センターは、間違った住所に送られないためにも、注文時に住所が正しいかどうか改めて確認してほしいとしています。