中居正広 新MC岡田准一にも迷惑が…『だれかtoなかい』中止で問われるフジテレビの“説明責任”
中居MCの番組が次々と差し替わり
元SMAPの中居正広の9000万円女性トラブルをめぐり、テレビ各局が対応に追われている。 【写真】「カツラかぶってた」中居正広&倖田來未との”お泊りデート”で彼女だけに見せた「坊主頭」 中居は一昨年6月、当時フジテレビ勤務の女性X子さんとの間で深刻なトラブルを起こし、代理人を通じて9000万円を解決金名目で支払ったという。 これが明るみに出ると、中居のレギュラー番組が次々と差し替えられる事態に。 1月10日に放送が予定されていたTBS系『中居正広の金曜日のスマイルたちへ 新春SP』は、映画『花束みたいな恋をした』に差し替えとなり、11日午前放送予定だったテレビ朝日系『中居正広の土曜日な会』も別番組に変更になった。このほかTBS系『THE MC3』も年明け初回放送を見送る動きがある。 そんななか、中居報道の“震源地”とも言うべきフジテレビでも異変が生じた。 1月12日に放送予定だった『だれかtoなかい』が他番組に差し替わること決まったのだ。 同番組は’23年4月に前身番組『まつもtoなかい』がスタート。その後、『ダウンタウン』松本人志の芸能活動休止により、MCは『嵐』二宮和也→ムロツヨシに変遷していった。 ◆初回放送分は収録済みだったが 昨年12月15日放送回では、三代目MCを旧ジャニーズ時代の後輩・岡田准一が務めることが発表された。 ところが、3日前の同12日に『だれかtoなかい』の3月終了が複数メディアで報じられた。これにテレビ局関係者は驚きの声を上げる。 「番組が終わることが決まっているのに、新たなMCを起用するなんてありえません。岡田さんの起用は、おそらく番組終了が決まる前。その後、突発的に番組終了となり、本来なら岡田さんサイドが降板を申し出てもおかしくなかった。それをしなかったのは、ひとえに相手が尊敬する中居さんだったからでしょう」 すでに中居&岡田による初回放送は収録済みで、ゲストには2人の大先輩に当たるスター歌手の予定だったというが、それも今回の騒動で水の泡となりそうだ。 「中居さんは後輩と大先輩に迷惑をかけたことになる。長年テレビ界のトップに君臨していただけに、責任を痛感しているはずだ。こうなると彼のメンタルが心配。決して打たれ強い性格ではありませんからね。年明けからの放送中止ラッシュは、テレビ局の意向を汲んだ中居さんの決断と聞いている」(スポーツ紙芸能担当記者) フジもフジで、放送中止の決断は他局の“それ”とは一線を画す。 「週刊文春」はX子さんの上司に当たるA氏が、中居との飲み会をセッティング。ところが、参加したのはX子さんと中居だけで、ほかの参加者は当日になって欠席したと報じた。単なる偶然なのか、仕組まれたものかは定かではないが、ネット上ではフジと中居は“ワンセット”と考えられている。 これにフジは自社サイトで 《記事中にある食事会に関しても、当該社員は会の設定を含め一切関与しておりません。 会の存在自体も認識しておらず、当日、突然欠席した事実もございません》 と否定コメントを発表したが……。 前出芸能記者は 「フジは被害に遭ったX子さんの元勤め先。当事者に近い立場だけに、『だれかtoなかい』の放送中止、3月打ち切りの経緯については説明責任がある。お得意の『編成に関することはお答えしていません』でかわすことは許されない。それほど異常なことが起きている。スポンサーからもフジの対応には厳しい目が注がれている」 と指摘する。 X子さんは被害に遭ったことを、早い段階でフジ側に伝えていた。しかし、その後も中居の起用は続き、今回トラブルが表面化したことで、他局に足並みを揃える形で放送中止を決断した。本来ならば、トラブルの“性質”をどこよりも詳しく知る立場であったはずだ。 フジはすぐにも会見を開き、真実を広く公表するべきだろう――。
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