今年のスパは初の8時間耐久! EWC第2戦はガス欠でぶっつけ本番予選の大波乱!? レーシングライダー石塚健のレースレポート
そして予選がおこなわれる金曜日。予選前に2時間のフリープラクティスが設けられており、全チーム予選に向けてのアタック及び最終チェックをそこで行うのですが、なんとチームメイトの走行中にガス欠になってしまい、貴重なフリープラクティスで予定通りの確認とテストができず終了。 僕自身は大事な走行時間を丸々失ってしまい、他チームから遅れをとってしまいました。 そのため、予選で使用するタイヤを事前にテストすることなく、ぶっつけ本番で使用しなくてはならなくなった僕は正直チームやチームメイトに対してかなりの怒りを覚えましたが、そこはグッと堪えて午後からの予選に集中するよう切り替えることに。 そして予選ではQ1、Q2と自己ベストを塗り替え、チーム内ベストも記録。しかし、ターゲットとしていたタイムには僅かに届かず、結果、僕とクリストファー選手のベストタイムのアベレージで総合24番手、クラス12番手グリッドとなりました。
耐久レースは予選順位がレース結果に大きく響く訳ではないと分かっていても、思い通りに予選をこなせなかった事や、もっとやれたはずだと思うと悔しくて仕方がありません。 そして翌日の決勝日は、午前に45分間のウォームアップ走行、そして午後からはいよいよ決勝レースのスタートとなりますが、前編はここまで。 次回後編ではスパ8時間耐久決勝レースの模様をお伝えしますので、楽しみにしていてください。ではまた!
石塚健