配信ドラマ『SHOGUN 将軍』米ゴールデングローブ賞で4冠の快挙 真田広之が日本人初の主演男優賞
アカデミー賞の前哨戦とも言われるアメリカの第82回ゴールデングローブ賞のテレビドラマ部門で、真田広之さんがプロデュース/主演した『SHOGUN 将軍』が4冠を達成した。 【コメント全文】真田広之、アンナ・サワイ、浅野忠信の喜びの声 作品賞、主演男優賞(真田広之さん)、主演女優賞(アンナ・サワイさん)、助演男優賞(浅野忠信さん)を受賞している。 真田広之さんの主演男優賞受賞は、日本人として初の快挙。真田広之さん、アンナ・サワイさん、浅野忠信さんから受賞コメントも到着した。
戦国の日本を描く『SHOGUN 将軍』 ディズニープラスで配信中
『SHOGUN 将軍』は、戦国の日本を描いたジェームズ・クラベルさんの小説『SHOGUN』が原作のドラマ。 『トップガン マーヴェリック』の原案を手がけたジャスティン・マークスさん、真田広之さんらハリウッドの製作陣がドラマ化した。 制作はディズニー傘下の有料テレビチャンネル・FXが手がけ、日本ではディズニープラスで配信されている。 歴史上の戦国武将にインスパイアされており、徳川家康をモデルにした架空の武将・虎永役を真田広之さん、虎永の家臣である樫木藪重役を浅野忠信さん、謎多きキリシタン・鞠子役をアンナ・サワイさんが担当。 虎永が家臣らと天下統一を目指す物語が、壮大で圧倒的な映像世界で描かれた。 アメリカ国内を中心に人気を博し、その影響は日本へ逆輸入される形で波及。2024年の日本のディズニープラス上で最も視聴されたシリーズとなった(2025年1月6日時点)。
米国テレビ界のアカデミー「エミー賞」では18部門を制覇
『SHOGUN 将軍』はアメリカ国内を中心に人気を博し、同国テレビ界のアカデミー賞とも言われるエミー賞(第76回)にて史上最多18部門を制覇。 日本人の受賞者も史上最多の9人に及ぶ、歴史的な快挙を成し遂げた。 その後、優れた映画やテレビドラマに贈られるゴールデングローブ賞のテレビドラマ部門で作品賞、主演男優賞、主演女優賞、助演男優賞にノミネート。エミー賞に続く受賞に期待が集まっていた中、見事4冠を達成した。 なお、エミー賞とゴールデングローブ賞の他にも、アメリカでは様々なアワードを受賞しており、その数は60にのぼる。 今後は、こちらもアカデミー賞前哨戦の一つと位置付けられている第30回クリティクス・チョイス・アワードが控えている。 同賞においてはテレビ部門(ドラマシリーズ)で作品賞、主演男優賞(真田広之さん)、主演女優賞(アンナ・サワイさん)、助演男優賞(浅野忠信さん、平岳大さん)、助演女優賞(穂志もえかさん)にそれぞれノミネート。 授賞式は日本時間の2025年1月13日(月)に行われる。