「軽自動車」だから「軽油」と間違える人は本当にいます…油脂間違いで給油したとき車はどうなる? 対処法をお教えします
ノズルの色によって油脂が分かれていた!
続いては油種を間違えないためのコツをいくつか。大抵のクルマは給油口を開けるとフタの裏にレギュラー/ハイオク(無鉛プレミアム)/軽油と書かれたステッカーがあり、もし貼っていなければ車検証で「燃料の種類」の欄をチェック(レギュラーとハイオクの区別はされない)する。もし自信がなければ、「聞くは一時の恥」のコトワザを思い出し、ガソリンスタンドや整備工場で確認してもらえば安心だ。 自分の目で確認してから給油することはまずないだろうが、ガソリンの色はJIS規格でオレンジと決められている。理由は想像できるとおり入れ間違えを防止するためで、軽油は薄いイエローやグリーンに着色されることが多い。また給油機のノズルも同じ理由で色分けされており、ガソリンはレギュラーがレッドでハイオクがイエロー、軽油はグリーンと法令で定められている。 入れ間違いは主にセルフ式のガソリンスタンドで発生しているので、これを頭に入れておけばミスをする確率はだいぶ低くなるはずだ。そして旅先のレンタカーや代車を借りるときは、最初に燃料の種類を確認しておくのを忘れずに。
佐藤 圭
【関連記事】
- ◎最近、ニュースでよく見る「車両火災」…明日は我が身と思ってクルマが燃える原因を知っておきましょう!「原因の1位は排気管です」
- ◎タイヤは「溝があれば大丈夫」はウソ…スリップサインが出てなくても、交換時期を知るサインはあった! 長持ちさせるコツと寿命の見極めをお教えします
- ◎昭和のクルマは「重ステ」が基本だった!「内掛けハンドル」や「革グローブ」は必要に迫られたから…パワステにはない重労働とはいったい…!?
- ◎オーバーヒートになっても慌ててボンネットを開けてはダメ! 万が一のときの対処法をお教えします
- ◎意外と知らないブレーキホースが消耗品という事実。ある日突然破裂してブレーキが効かなくなる…ホース表面に亀裂がなくとも定期的な交換が必要!