「当時は理解できなかった」トッテナムMFがスーパースターから受けた超的確アドバイス「今は全てが簡単になってきている」
「その頃は自分の身体を知らなかったからね」
トッテナムに在籍するデヤン・クルセフスキが、深く心に刻まれているスーパースターの助言を明かした。英メディア『talkSPORT』が伝えている。 【画像】まさにスタジアムの華!現地観戦する選手たちの妻、恋人、パートナーら“WAGs”を一挙紹介! 24歳のスウェーデン代表MFは、アタランタでプロキャリアをスタートさせた後、同じイタリアのユベントスにステップアップ。その際に共にプレーしたのが、クリスティアーノ・ロナウドだ。 トッテナム加入4年目の今季、第1節を除き、ここまでプレミアリーグ全試合で先発しているクルセフスキは、ユベントス時代を振り返り、こんなエピソードを明かした。 「良い状態で満足するのではなく、毎日ベストであること。重要なのはそれだけだ。ベストになろうとするのは難しい。時間をかけて学ぶことで、世界と脳の仕組みについてより深く理解できるようになる。17歳で全ては知れない。そう、僕は常に変化している。自分の身体が分かってきたんだ。 若い頃、ロナウドに『自分の身体を知るようになるんだ』と言われても理解できなかった。だって、その頃は自分の身体を知らなかったからね。でも今は長所と短所、どうすれば改善できるかを理解し始めている。だから全てが簡単になってきていると感じているよ。試合の前日、前々日の練習方法や、疲れている時の対処法なども知っている。最終的には全ての小さなディテールが大きな違いを生むんだ」 先月29日のマンチェスター・ユナイテッド戦(3-0)では、鮮烈なジャンピングボレーで今季初ゴールを奪うなど、特にインパクトを放った。 「どの試合も良い感じだけど、あの試合は特別良かったかもね。今シーズンは精神的にも肉体的にもより強くなったと実感している。考え方を少し変えたのが自分の強みになっていると思う。ピッチの外でも成長できた。毎日良くなっていくことがプランだし、そうなりつつあると感じている」 探求心とストイックさはC・ロナウド仕込みのクルセフスキは、長らく無冠が続くトッテナムでもタイトルを掴めるか。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部