京口紘人3階級制覇へ最後の関門「倒して勝ちます」フライ級転向第3戦計量クリア
◆プロボクシング ▽フライ級(50・8キロ以下)10回戦 京口紘人―ビンス・パラス▽東洋太平洋ミドル級(72・5キロ以下)タイトルマッチ12回戦 王者・竹迫司登―テイジ・プラタップ・シン▽ライトフライ級(48・9キロ以下)8回戦 谷口将隆―ジェイセバー・アブシード(11日、韓国・仁川 パラダイスシティ・グランド・ボールルーム) 元世界2階級制覇王者・京口紘人(30)=ワタナベ=のフライ級転向第3戦の計量が10日、韓国・仁川の試合会場で行われ、京口は50・7キロ、対戦相手のビンス・パラス(25)=フィリピン=も同じく50・7キロでともにリミットから100グラムアンダーで1回でパスした。 計量を終えた京口は顔色も良く「倒して勝ちます」と堂々のKO宣言。パラスとは18年5月にIBF世界ミニマム級王者時代の防衛戦で対戦。ダウンを奪われながらも大差で判定勝ちした。目標とする3階級制覇に向け「これが最後のステップ。タイトル挑戦に向けての大切な試合となる」と話しているだけに、6年ぶりの再戦に完勝して世界の舞台につなげたいところだ。 セミファイナルの東洋太平洋ミドル級王者・竹迫司登(32)=ワールドスポーツ=、ライトフライ級8回戦に登場する元WBO世界ミニマム級王者・谷口将隆(30)=ワタナベ=もそれぞれ計量をパスした。
報知新聞社