松崎“幻のポンカン” 鮮やかに実る 10日から収穫開始
松崎町特産の「栄久ぽんかん」が収穫時期を迎えている。松崎町那賀の三余農園では7日、10日から始まる収穫に向け生育調査が行われた。 園主の土屋人さん(36)が畑を訪れ、形や色を確認した。今年は気候が良く順調に育ち、大きく鮮やかに実ったという。収穫作業は2月下旬まで続き、例年並みの約20トンを20日ごろから出荷する見通し。 栄久ぽんかんは、町内の農家数軒でのみ生産される希少性や栽培の難しさから〝幻のポンカン〟とも呼ばれている。同町の町環境改善センターで21日に開催されるポンカン品評・直売会に出品予定。
静岡新聞社