ヒロヤ「判定で勝つという考え方が良くなかった。1Rからフィニッシュを狙っていく」【RIZIN.45】
修斗史上初の2階級同時制覇王者の新井丈と対戦
「RIZIN.45」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)に出場するヒロヤ(JAPAN TOP TEAM)が12月20日、都内にある所属ジムで公開練習を行った。 ヒロヤは修斗史上初となるストロー級とフライ級二階級同時制覇王者となった新井丈(和術慧舟會HEARTS)と57kg契約で対戦する。 この日は1分間のミット打ちを行い、その後に会見を行った。 ヒロヤは新井戦については「全然勝てると思っている。強い相手で、大晦日だからこそ組まれたカードでもあると思うが、コーチ陣営も相手の動きを見て全然勝てると(言っている)。僕も心の底から勝てると思っているので、自信はある」と勝利への自信を見せた。 実績で大きく差のあるマッチメイクに批判の声があることについては「仕方ないかなと言ってはおかしいかもしれないけど。実績もそうですし。でもそれを踏まえたうえでカードを組んでもらっているので、ここで俺が爆発させれば誰も何も言うことはないのかなと。でも負けたら批判を浴びるのは自分。それはそれで自分の生き方かなと思っている。批判でも何でもしてくれればいい。夢の舞台なんで、そこで俺がひっくり返す」と覚悟の上。
今回の契約体重が57kgになったことについては「オファーの時に“57kgでいけるか?”と言われたので、その体重になった。僕は出場させてもらえるだけでうれしかったので“なんでもいいです”と。57kgはきついかもしれないが、相手が受けてくれての試合ではあるので、そこは僕が飲むべきなんだろうなと、何も思わなかったです」と語った。 また、これまでRIZINでは伊藤裕樹、中村優作にいずれも1-2の判定で敗れているのだが「1Rからフィニッシュを狙っていく。判定で勝つという考え方が良くなかったのかなと思う。RIZINはダメージ判定で、フィニッシュに近いのがダメージ判定につながってくるので、判定で勝つにしてもフィニッシュを狙っていったほうがいいのかなと思っている。そこは頭のシフトチェンジをして最初からガンガン行ってやろうかなと思っている」と過去2戦を踏まえ、今回はよりアグレッシブに戦う考えを見せた。