【日本ハム】レイエス球団記録並ぶ24試合連続安打「いい状態」的確な指示の新庄監督と関係良好
<ソフトバンク3-6日本ハム>◇3日◇みずほペイペイドーム Youはボスと優勝するために日本へ-。日本ハムのフランミル・レイエス外野手(29)が24試合連続安打で球団記録に並んだ。1回無死二、三塁でソフトバンク先発モイネロの150キロ直球を捉え、右翼線へ2点適時打。51年の大下弘、07年の森本稀哲(現外野守備走塁コーチ)が達成した球団記録に並び「今は何が来ても打てるっていう、いい状態にある」と手応えを口にした。 前日、指揮官は自身のインスタグラムで、3月にテレビ東京系の番組「Youは何しに日本へ?」に取材されたレイエスの動画を投稿。その取材でレイエスは新庄監督について「不思議な人だと聞いているよ。良い関係を築けたらいいね」と話していたが、もう不思議な人ではない。指揮官は「1、2の“の~”を長く。まだちょっと早い。あと、ピッチャーによっては打席に立つ前に『低めはダメよ』、(西武の)平良くんだったら『高めはダメよ』っていう指示はちょいちょいして」。的確な指示と、指揮官との良好な関係が日本野球へのフィットにつながった。 大砲の好調っぷりに新庄監督は「ずっと調子いいですもんね。しっかりポイントまで呼び込んでバチンってセンターに打つイメージだったら、どこでも入るから」と期待。レイエス自身も「いい球が来たら打つことを意識している」と、さらに気を引き締めた。 首位との直接対決初戦を取るも指揮官は「5点取っても怖いね。じわじわ来るから。最低でも12点はいるかも」。どんなに打っても油断はしない。しぶとく食らいつき、タカを追いかける。【永野高輔】 ▼日本ハム・レイエスが8月2日ソフトバンク戦から24連続試合安打。51年大下弘、07年森本稀哲(現外野守備走塁コーチ)がマークした連続試合安打の球団記録に並んだ。プロ野球記録は79年高橋慶彦(広島)の33試合。パ・リーグ記録は71年長池徳二(阪急)の32試合。外国人選手の最長は11年マートン(阪神)の30試合で、24試合は外国人の7位タイ。