魚大好き・ココリコ田中、相方の生き物への興味に喜び「タイガース、ゴルフ、きなこ、その下に入ってきた」
お笑いコンビ「ココリコ」の田中直樹が4日、「さかなかるた」大会に出席した。「守ろう豊かな海。遊ぼうMSCラベル」キャンペーン(7月3日まで)の発表会見も行われた。 芸能界随一の海洋生物好で18年からMSCアンバサダーを務める田中は、認証取得漁業の明豊漁業株式会社に足を運んだという。「漁船に乗せてもらって、漁業の仕方や釣られた魚がどうやって商品になるかを見た」と楽しそうに話した。漁業者とのトークセッションでも、興味深そうに耳を傾けていた。 アンバサダー就任から6年がたち、周囲の変化を聞かれると、相方の遠藤章造について回答。小学生の頃から親好があり「何でも知っている」といい、アンバサダーの就任をきっかけに生き物に興味をもってくれているとニッコリ。「タイガース、ゴルフ、きなこ、その下に生き物が入ってきた」と喜んだ。このキャンペーンに合わせ、水産資源の危機について遠藤に語る動画も公開された。 同イベントでは、来場者が特殊な印刷技術を使って再現したウロコの凸凹感で何の魚かを当てる「さかなかるた」に挑戦。開式前に図鑑や動画で予習する来場者もいた。「どれもうろこついてましたよね」「ずっとさわら指してましたよね」と話しかけ、大会を盛り上げた田中。時折魚の特徴を話し、魚の知識の深さも垣間見えた。一方、優勝者には田中とのエキシビションマッチも。17枚中15枚を取って勝ち上がった、東京海洋大学院の津村遼太郎さんとの1戦。気合十分の2人による、3枚先取の白熱した戦いが繰り広げられた。先に1枚をとられると、かるたの載ったマットを移動するなど津村さんと張り合い。結果は3枚連続で取られ、完敗だった。「老眼で(カードを)認識する前に取られた」と苦笑いの田中。「これからの漁業の道が見えた。心強いし、すごいこと」と津村さんをたたえた。 8日の世界海洋デーを前に、「少しでも海に目をむけていただけたらと思う。参加してくださった皆様にも一緒に(MSC商品などを)広めてもらえればうれしい。今後も引き続きMSC、海の環境に興味を持ってもらえれば」と訴えた。
報知新聞社