野津原の名所などをデザインしたブックカバー製作 大分市地域おこし協力隊の藤丸さん「読書のお供に」
大分市地域おこし協力隊として野津原地域で活動する藤丸淑美さん(52)が、同地域の名所などをデザインしたブックカバーを製作した。読書週間(27日~11月9日)に合わせた取り組みで、今年で4回目。 「ななせダム」「今市石畳」「豊の七瀬柿」の3種類で、いずれも文庫本サイズで袖に名所、歴史の解説や、周遊マップのQRコードを載せている。
「ななせダム」は天然の岩石や土を積み上げて造った「ロックフィルダム」の特徴が分かる写真を大胆に使ったデザイン。春の肥後街道の写真をあしらった「今市石畳」は片面に来年のカレンダーを配置した。「豊の七瀬柿」は2年前に人気だったデザインをリニューアルした。 27日から同市のリブロ大分トキハ店(府内町)と大分わさだ店(玉沢)で、文庫本の購入1冊につき、好きなデザインを1枚もらえる。先着順で750枚がなくなり次第終了する。 藤丸さんは「このカバーをかけた本を持ち歩いてもらうだけで野津原のPRにもなる。読書のお供にぜひ使ってほしい」と話している。