「いや死なへん!」…年末年始フル回転の明石家さんまに「死んじゃいますよ」も即答の”健康怪獣”ぶり
今年1月に東京ドームの敷地内に新設された吉本興業の劇場「IMM THEATER」のこけら落とし公演は、明石家さんま主演の『斑鳩の王子‐戯史 聖徳太子伝‐』(1月10~31日)だった。その千秋楽、楽屋口から出てきたさんまは、待ち構えた多くのファンに「ありがとう!」と手を振って応えていた。 【衝撃】すごい!さんまもビックリ!松本人志と女性の密着写真 「演出はさんまさんと連続ドラマで何度も組んでいる日本テレビの水田伸生氏で、脚本は輿水泰弘氏。キャストには松尾貴史、温水洋一、山西惇、中尾明慶ら“さんまファミリー”と言うべき俳優陣が集結しました。休憩なしの3時間という、観る側にとっても過酷な舞台だったのですが、1日に2公演という日もありました。 2月11日~18日は大阪公演で、休演日なしで内4日も1日2公演です。さんまさんの周囲では『死んでしまうのではないか』と心配する声もあがっていましたね。スタッフの1人が『こんなペースで仕事したら、死んでしまいますよ』とふざけて言うと、『いや死なへん!』と即答だったそうです」(バラエティー番組のベテランスタッフ) この舞台のためにMCを務めるレギュラー番組などは昨年12月に溜め録りをしていたというが、今年4月には主演ドラマ『心はロンリー 気持ちは「・・・」』(フジテレビ系)の放送が控えている。20年ぶり12作目となる本作で完結するというが、これも既に撮り終えている。同作は、『オレたちひょうきん族』(同)の制作スタッフと、のちに『踊る大捜査線』(同)シリーズや『教場』(同)の脚本を手掛けた君塚良一氏がタッグを組んだコメディドラマだ。 「過去の番組を続々復活させている港浩一社長の肝入りとも言われています。総合演出は“ひょうきんディレクター”の一人だった三宅恵介氏。ドラマ内のギャグ考案には座付き作家とも言うべき放送作家の大岩賞介さんと藤沢めぐみさんが入っています。さんまさんは本名の杉本高文で出演しています」(前出・スタッフ) つまり、この年末年始、さんまにとっては“高カロリー”とも言うべき仕事がギッシリ詰まっていたのだ。 「超多忙でも休みはちゃんと取ったようで、昨年暮れからオーストラリアの別荘には、浅田美代子さんをはじめ、おなじみの仲良しメンバーと行っていたようです。さんまさんは今年7月の誕生日で69歳になるのですが、『死んでしまう』どころか、ますます意気軒昂です」(制作会社スタッフ) 以前は還暦で引退すると語っていたさんまだが、爆笑問題の太田光から「かっこよすぎる。落ちていくところを見せてくれ」と言われて今に至る。 「『ナインティナイン』の岡村隆史さんら、いまやベテランとも言うべき後輩芸人の中には、それこそ『死んでくれないかと思う』との意見が冗談で出ることもあります。さんまさんが持っているレギュラー番組を譲ってもらったり、空いた枠に自分たちが入り込んだりしたいという気持ちが少なからずあるようですが、さんまさんはまだまだやる気満々で、『スケジュール、空いてるで』とアピールすることもあります。 2月10日も福岡PayPayドームで開催されたお笑いイベント『博多華丸・大吉 presents 華大どんたく』にサプライズ出演しています。本当にスケジュールが空くとすぐに埋めてしまうんです」(前出・スタッフ) 風邪もひかないし、ギックリ腰になっても自分で腰を反らして治してしまうし、病院に入院したことも一度もないというさんまは、ヘビースモーカーでもある。若い頃は飲まなかったワインなども、いまは嗜んでいるという。本当に健康状態は大丈夫なのだろうか。 「あれで、けっこう健康には気を遣っているんです。『ホンマでっか⁉TV』(フジテレビ系)で専門家から聞いた健康法だとか、食べたらいいという果物だとかを素直に取り入れているといいます。以前、さんまさんと長丁場の収録をした際、VTRの途中などにさんまさんは必ずアキレス腱伸ばしなどのストレッチをやっていました。 松本人志さんが活動休止したこともあり、さんまさんに今、体調を崩されたら吉本興業もたまったものじゃない。これから吉本のトップとしての負担はますます大きくなるでしょう。引退なんて話は二度と出てこないでしょうね(笑)」(バラエティー番組のスタッフ) お笑い怪獣は“健康怪獣”でもあるようだ。いやはや怖ろしい。
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