松山英樹

米男子ゴルフツアーで唯一の日本開催となる「ＺＯＺＯチャンピオンシップ」は24日から4日間、千葉・アコーディア習志野ＣＣ（7079ヤード、パー70）で開催される（予選カットなし）。2021年大会覇者の松山英樹（32）＝ＬＥＸＵＳ＝は22日、練習ラウンド後に記者会見し、「ここで優勝していることはいい思い出。やっぱり日本でプレーすることは楽しみな僕のイベントの中の１つなので、頑張りたい」と意気込んだ。 今季は2勝を挙げて、節目の米ツアー通算10勝に到達。9月1日まで行われたプレーオフシリーズ最終戦「ツアー選手権」を終え、4週前の「プレジデンツカップ」を経て臨む一戦となる。この日は米ツアーを主戦場とする久常涼（22）＝ＳＢＳホールディングス＝とインの9ホールをラウンド。300人近い大ギャラリーを引き連れながらグリーン周りなどを入念に確認し、「ラフはそんなに長くないけれど、密集していてすごくタフ。フェアウェーキープをしないと厳しい戦いになる」と語った。 銅メダルを獲得したパリ五輪後初の凱旋試合。「（五輪と）同じようにやらないといけないというプレッシャーはある」と心境を語りながらも、「もちろん優勝を目指してやっているが、そうじゃない目標もある。自分がやりたいことをどこまでやったらいいか、しっかりと検討しながら結果につなげていきたい」と力を込めた。