半崎美子、小学生に自身の曲を合唱され涙「歌が教科書に載ることが夢だった」
歌手の半崎美子(よしこ)が5日、東京・北区の滝野川もみじ小学校で「地球へ」教科書掲載記念特別授業を行った。 4月から音楽の教科書に自身の曲「地球へ」が掲載されたことを受け、歌に込めた思いについて講義。音楽室に集まった70名の6年生を前に半崎は「もみじ小学校の皆さんは歌が大好きだと聞いたので楽しみにしていました」と笑顔であいさつした。「なんか悲しいメロディーだなとか元気が湧くメロディーだなとか、考えるよりは感じるをテーマにしてほしい。『地球へ』を歌って何を感じるのか体感してほしい」と呼び掛けた。 事前に同曲の練習を重ねてきた小学生に合唱を披露され、「言葉がないです。感動しました。第一声から無色透明な声で、みんなそれぞれの思いを持ってこの歌を歌ってくれているなと感じました」と感極まり涙。「私北海道から上京して歌い続けてきたんですけど、歌が教科書に載ることが夢で…。4月から掲載されて25年越しの夢がかなって、奇跡のようでみんなに感謝する出来事。メッセージを受け取ってくれている景色に出会って胸がいっぱいです」とあふれる思いをこらえきれなかった。
報知新聞社