「来年は“脱皮”して成長の1年に」出石焼・来年の干支「巳」の置き物づくりが最盛期 兵庫・豊岡市
読売テレビ
兵庫県豊岡市では、特産の出石焼で来年の干支(えと)「巳」にちなんだヘビの置物づくりが最盛期をむかえています。 兵庫県豊岡市にあるこちらの窯元では、毎年この時期に来年の干支をかたどった置物を作っています。 型枠に粘土を流し込み、乾燥させた後に形を整えて、一度素焼きします。釉薬をかけ、1000℃以上の温度で焼きあげると、透き通るような白さでなめらかな手触りの「ヘビ」の置物が完成します。 永澤兄弟製陶所 永澤 仁さん 「新しい年が脱皮して良い成長の年になりますように。多くのお客様をお待ちしています」 この出石焼の干支の置物は、贈答品などでの人気が高く、12月中旬までに約1000個が地元の直売所や土産店などで販売されます。