<反町隆史>20年ぶりのフジ系連ドラ主演に「うるさいオヤジにならなきゃいいかな」 杉野遥亮は2クール連続主演に気合十分
◇本作で初共演、互いの印象は?
本作が初共演となる2人。杉野さんは「初めてお会いした時から、雰囲気やオーラ、経験されてきたことが、内面からにじみ出ているようにお見受けした」と反町さんの印象を語り、「現場で3カ月間ご一緒する中で、終わった時に『こういうこと学んだな』と思えたらいいな」と目を輝かせた。
これを受け、反町さんは「僕もそうですし、杉野くんも振り幅が大きい役なので、そこの化学反応がいい形で現れればいいかなと思います」と杉野さんとのコンビネーションに期待を寄せ、「刑事ドラマって独特なところもあると思うので、お互い助け合いながら楽しんでやれればいいかな」と述べた。
現在50歳の反町さんに、今年29歳になった杉野さんと同じ年ごろに、どんな青年だったのかを尋ねると、「僕はもう結婚していましたし、役者を始めたのも19歳だったので、意外と早かったのかな。今となって思えば『遅咲きのほうがいいのかな』って思う時もあるんですよ」と吐露。
「男としても役者としても、早くいろいろやってしまうと『どうしようかな』と考える時期や波があったりするんですよ。だから、杉野くんはじっくりと進んでいく雰囲気があるので、すごくいいなと思います」とほほ笑む。
一方、杉野さんに50歳になった時の理想像を聞くと、「落ち着いていたいなと思います。欲を言えば、何にでも『分かったよ』といえるような大人になっていたいです。たくさん経験を積んで、人として大きくなれたら良いかな。あとは、嘘をつく大人にはなりたくないなと思っています」と語った。
◇見どころは「男のぶつかり合い」
最後に、反町さんは本作の見どころについて「男のぶつかり合いじゃないですかね。裏切りというものがありながらも、そこの掛け合いをどれだけ魅力的に表現していけるかなと。男2人が一つの目標に向かっていく姿が『なんか良いな』と思っていただけたらうれしいです」とアピール。