11か月連続首位はトヨタ・ヤリス 11月の登録車・車名別ランキング
止まらないヤリス 首位は11か月連続に
日本自動車販売協会連合会は、2023年11月期における登録車新車販売の車名別ランキングを発表した。 【写真】一気に3ランクもジャンプアップ ホンダ・ヴェゼル (35枚) 2023年11月 登録車通称名別新車販売トップ10 1位 トヨタ・ヤリス:1万6895台 2位 トヨタ・カローラ:1万3313台 3位 トヨタ・シエンタ:1万1194台 3位 トヨタ・ルーミー:1万1194台 5位 ホンダ・ヴェゼル:9396台 6位 トヨタ・プリウス:8399台 7位 日産ノート:6866台 8位 日産セレナ:6824台 9位 トヨタ・ノア:6802台 10位 トヨタ・アクア:6527台 登録車の11月期の車名別ランキングは、前年同月比30.5%増の1万6895台を販売したトヨタ・ヤリスが11か月連続での首位につく。続く第2位には、同30.8%増の1万3313台を達成したトヨタ・カローラが、前月と同ランクで入る。 また、第3位には同10.1%増を果たしたトヨタ・シエンタと、同33.4%増を達成したトヨタ・ルーミーが、1万1194台の同台数でランクインした。 そして、第5位には同66.2%増の9396台を売り上げたホンダ・ヴェゼルが3ランクアップで入る。以降はトヨタ・プリウス、日産ノート、日産セレナ、トヨタ・ノア、トヨタ・アクアの順で続く。 トップ10のうちの7台がトヨタ車で、日産車が2台、ホンダ車が1台という結果となった。
SUV・クロスオーバーの好調続く
トップ10以降では、従来と同様にSUVおよびクロスオーバーモデルの好調ぶりが光った。 受注残の解消を積極的に進めるトヨタ・ハリアーは前年同月比232.6%増の6017台を販売して第13位につける。クロスオーバーに加えて“スポーツSUV”を標榜するスポーツと“ニューフォーマル”を謳うセダンモデルを11月に発売したトヨタ・クラウンは同119.6%増の4528台を記録して第18位に。 本年4月より販売を開始したホンダの新型SUVのZR-Vは4117台を登録して第20位にランクイン。また、セレナとともに2023年度グッドデザイン賞を獲得した日産エクストレイルは、同26.5%増の2439台を売り上げて第24位につける。 SUVに目を向けると、10月にマイナーチェンジモデルの販売を開始したマツダCX-5は、同32.2%増の2009台を登録して第27位に。3月に一部改良を実施したレクサスNX350hは同196.7%増の1973台を販売して第28位に入る。 ロータリーエンジンを発電機として使うプラグインハイブリッドモデル「MX-30 Rotary-EV」を追加して11月に発売したマツダMX-30は、同187.9%増の711台を達成した。 さらに、4月に商品改良を図ったSUBARUインプレッサはSUVモデルのクロストレックと合わせて同116.4%増の4884台を販売して第16位。6月に全面改良した高級ミニバンのトヨタ・ヴェルファイアは同1444.0%増の2455台を登録して第23位に入った。
大貫直次郎(執筆)