旧正月の消費促進へ 商品券・鉄道割引・コリアグランドセールも=韓国
【ソウル聯合ニュース】韓国政府と与党「国民の力」は9日、国会で政府・与党協議会を開き、旧正月(今年は1月29日)を控え物価上昇に対する不安が生じないよう旧正月シーズンに需要が高まる主要16品目(ハクサイ、ダイコン、リンゴ、ナシなど)の供給量を通常の1.5倍に増やし、消費てこ入れ策も実施する方針を決めた。 消費促進に向けては伝統市場で使える「オンヌリ商品券」を過去最高規模の5兆5000億ウォン(約6000億円)分発行し、今月10日から来月10日まで同商品券のカード型とモバイル型の割引率を10%から15%に引き上げる。カード型とモバイル型に限りキャッシュバックイベントも実施する。 子どもの家で旧正月を過ごすため「逆帰省」する人は高速鉄道のKTXとSRTの運賃が割引される。旧正月の29日を除く、27~28、30~31日にKTXまたはSRTを利用する逆帰省客の運賃が30~40%割引になる。 中小企業に勤める15万人には40万ウォンの国内旅行経費を支援し、庶民・小規模事業者向けの政策資金支援も行われる。 このほか外国人向けショッピング・観光イベント「コリアグランドセール」が今月15日から来月28日まで実施され、首都圏(ソウル市、京畿道、仁川市)以外の地域で最大3万ウォンまで割引が受けられる宿泊クーポン100万枚も3月から配布される予定だ。
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