TUBE前田亘輝 伊集院静さんと「最後に楽曲を一緒に作ったのが僕」と回顧 酒の席で「なんかやろうぜ」
ロックバンド「TUBE」の前田亘輝(59)が15日放送のニッポン放送「ゴッドアフタヌーン アッコのいいかげんに1000回」(土曜前11・00)にゲスト出演。昨年11月に肝内胆管がんのため73歳で死去した作家・伊集院静さんとの思い出を明かした。 【写真あり】伊集院静さん死去 73歳肝内胆管がんで 妻・篠ひろ子「自分の生き方を貫き通した人生でした」 前田は「僕、この間伊集院先生のお別れの会に行かせてもらってんですけど」と3月に都内で行われたお別れの会に出席したと告白。続けて「最後に楽曲を一緒に作ったのが僕になっちゃんですね」と打ち明けた。 「それはもう酒の席だったんで。(写真家の)加納典明さんもいらっしゃって。“じゃあお前なんかやろうぜ”みたいな話になって」と数人で酒を飲んだ際にまとまった話だったとし、「で、伊集院さんが詞を書き、加納典明さんがミュージックビデオまで撮るっていう、そういう企画が何年か前にあって」と振り返った。 前田が18年に発売したソロミニアルバム「My Legends I」では、伊集院さんが3曲の作詞を手がけ、ジャケットおよびミュージックビデオのビジュアル全体のプロデュースを加納氏が担当していた。 「で、それをやった時に『愚か者』って曲があって」と伊集院さんが作詞した近藤真彦のヒット曲をカバーしたという。「“これってやっぱりターニングポイントになったんだ”みたいな話を聞いてたから、“どうしてもそれをちょっとカバーさしていただきたい”って。僕はちょっとレジェンドミュージシャンたちとカバーで出したんですけどね」と懐かしそうに話した。 この日は番組の自身の出演ラストに「愚か者」をリクエスト。「それを一つ最後に。なんかちょっと先生を思い出しながら」としみじみと話した。