『STAR WARS ジェダイ:サバイバー』など数多くの「スター・ウォーズ」ゲームに関わったルーカスアーツ重要人物が逝去…古くは『リパブリックコマンド』から重要作に関与
ルーカスアーツやウォルト・ディズニー・カンパニーなどで主に「スター・ウォーズ」ゲーム作品に携わってきたマシュー・シェル氏が亡くなっていたことを、The Game Awards主宰者のジェフ・キーリー氏が明かしました。 【画像全3枚】 数々の「スター・ウォーズ」ゲームに欠かせない存在だった… シェル氏は、「スター・ウォーズ」の権利元であるルーカスアーツやウォルト・ディズニー・カンパニーに所属し、数多くのマーケティングやプロダクションディレクターを務めた人物です(ゲームディレクターでない点は要注意)。 1997年から2002年までマーケティング会社に務めたのち、Sega of Americaをへて2003年にはルーカスアーツに入社。「スター・ウォーズ」や「ロード・オブ・ザ・リング」を始めとした映画やゲームのパロディが満載の初代Xbox向けアクションTPS『Armed and Dangerous』(2003)にシニアマーケティングコーディネーターとしてクレジットされました(Moby Games)。 最初に明確な役職でクレジットされた「スター・ウォーズ」作品は、クローン・トルーパーになりきる小説原作FPS『スター・ウォーズ リパブリックコマンド』。こちらはプロダクトマーケティングとして携わり、以降も『バトルフロント』シリーズや『レゴ スター・ウォーズ』シリーズ、『ジェダイ』シリーズや「インディ・ジョーンズ」ゲーム作品など数々の役職でマーケティング側として関わります。 記事執筆時点での最新の役職は、『STAR WARS ジェダイ:サバイバー』でのブランドマーケティングディレクターです。今後発売される『スター・ウォーズ 無法者たち』や『STAR WARS Eclipse』などに関わっているかは不明です。 偉大な人物の逝去に哀悼の声 キーリー氏によれば、シェル氏は4月第4週目のはじめに心臓発作で倒れ亡くなったとのこと。2000年代以降のルーカスアーツの重要作品においてほぼすべてに関与しており、「ゲームに命を吹き込む重要な役割を担っていた」とキーリー氏は説明。親切かつ忠実、勤勉でいつも面白い、広い心を持った人物であり、会議でも笑顔を振りまく存在であったとして偉大な人物の逝去に哀悼の意を表しました。 エレクトロニック・アーツのグローバルPRリーダーであるレイ・アルメダ氏などの業界人も、シェル氏を追悼。アルメダ氏はプライベートでも付き合いの深い友人だったとのことで、写真を掲載して「フォースと共にあらんことを」とコメントしました。
Game*Spark みお
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