阪神・岩崎 来季防御率1点台誓う「2点(台に)いくと文句を言われるんで」
阪神の岩崎優投手(33)が来季の目標に防御率1点台を掲げた。 昨季まで2年連続で防御率1点台を守り抜いた。今季は2年連続で60試合登板に到達したが、防御率は2・20だった。十分な数字だが、左腕は納得していない。「(防御率)2点(台に)いくと文句を言われるんで(笑)。なんか打たれているみたいに言われるんで。(防御率)1点台、分かりやすく。そこはいきたいと思う」と冗談も交えながら力強く宣言した。 ブルペンの精神的支柱として有形無形の貢献は計り知れない。なおかつ結果も出し続ける。「やっぱり自分が数字出さないと、言っていることにも重さが出てこない。そういった面でも数字は残したい」。虎が誇る守護神は自覚をにじませた。 この日は大阪市内で開催されたファンクラブイベントに出席。スペシャルゲストで球団OBの能見氏からも「周りを見ながら自分もしっかりとやらないといけない。相当大変なことをやっている」と賛辞を贈られた。 「いい場面で投げて、他のピッチャーを引っ張っていけるような感じで長くやっていきたいですね」。12年目を迎える来季も飽くなき向上心で左腕を振る。