キンタロー。評価爆騰の必然!ドッスン、松本まりかネタ…独立後も順調なのは“守ってあげたい系”だから?
ここ数年、芸能人の独立ラッシュが続いている。独立したものの、以前よりも活躍範囲が狭くなった……などと嘆くタレントも少なくないが、ものまねタレントの「キンタロー。」(42)は変わらず人気者のようだ。 キンタローさん「コロッケさんのように一座を持ちたい」3月末に大手芸能プロから独立 26日放送のTBS系バラエティー「水曜日のダウンタウン」にも出演。五木ひろし(76)のものまねをするコロッケ(64)のものまねで、ネット上は《キンタロー。の顔芸、凄すぎる》などと大盛り上がりで、評価は爆上がり。その日のXのトレンドにも《キンタロー。》が上がっていた。 「キンタロー。さんは今年3月25日に、自身のブログで《およそ12年間在籍して参りました松竹芸能を3月末を持ちまして円満に卒業する事となりました》と発表。円満独立を強調していました。もっとも、彼女に限らず、本当にタレントと所属事務所の間に円満退社というものが存在するのかどうかは気になるところですが……ただ、キンタロー。さんの場合は、独立後も仕事としては非常に順調と言っていいのではないでしょうか」(大手芸能事務所関係者) キンタロー。は独立後、自身のHPも早速立ち上げた。Xのフォロワーは約12万5000人、インスタグラムは約15万5000人で、いずれも熱心に更新している。 芸能ライターのエリザベス松本氏は、「5月末に放送されたフジテレビの『FNS鬼レンチャン歌謡祭』の中で、『スーパーマリオ』シリーズの《ドッスン》のものまねを披露。《テレビを見ていた息子が泣いた》などと、幼児が泣いたという投稿が相次ぎ話題になりました。私は《深夜の松本まりかのインスタライブ》のものまねが好きなんです。声と動きがめちゃくちゃ松本さんに似ているんですよね、メイクはあり得ないぐらい怖いんですけど」と笑う。 そんなキンタロー。を一躍有名にしたAKB48時代の前田敦子(32)や、アンジェリーナ・ジョリー(49)のものまねに始まって、ドッスンに松本まりか(39)、北大路欣也(81)、浅野温子(63)などなどレパートリーも幅広い。 「ものまねのセンスもさることながら、とにかく動きがユーモラスなのが魅力。身体能力が高い方ですから、自分の体型でどう動けば笑いを取れるかを熟知されていると思います。2019年上演の舞台『プリシラ』のシンシア役を演じているのを拝見しましたが、舞台上でも存在感があるんですよね。踊れる人ですし、今後もミュージカル出演もあり得そうですし、舞台が似合う方だと思います」(前出のエリザベス松本氏) ■《一発屋の予感》から一転… 前田敦子のものまねで売れ出した当初は《一発屋の予感》なんて意地悪な見方もあったが、その後「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」(TBS系)で、忙しい中、真剣に社交ダンスと向き合い、練習するキンタロー。の姿を見た視聴者からのエールが相次ぐように。《すごく真面目な人で好感度が上がった》《ついつい応援したくなる》なんて声も増えた。 「ものまねを見る限り、すごく思い切ったところがあるように見えるキンタロー。さんですが、以前に見た、ものまねなしのトークイベントでは静かで、周りの先輩男性芸人たちがついついキンタロー。さんに優しく声をかけて気遣う様子が印象的でした。周囲に愛され、素顔は意外と守ってあげたい系女子というか、繊細なタイプなのかなと感じたものです。でも、ものまねではとことん振り切る。そのギャップがいいんでしょうね」(スポーツ紙芸能担当デスク) 大手事務所を退所したとはいえ、キンタロー。の未来は明るそうだ。