「政治家としてけじめ」自民・堀井学氏、記者会見で一連の問題謝罪 次期衆院選不出馬
自民党派閥パーティー収入不記載事件で党役職停止1年の処分を受け25日、次期衆院選に立候補しない意向を正式に表明した堀井学衆院議員(比例北海道)。札幌市内で記者会見し、「有権者の信用、信頼を失墜する結果になった」などと謝罪した。 【画像】次期衆院選での「政党議席予測」(5月27日時点) 堀井氏は、派閥の政治資金パーティーをめぐる問題で2196万円のキックバックを受けていたが、政治資金収支報告書には記載せず、内閣府副大臣を辞任。昨年3月には、地元事務所の公設秘書が横領容疑で逮捕された。 堀井氏は、こうしたことなどを挙げ「相次いで起きた問題に責任を取る必要があると考えていた。選挙区内の自民党関係者や有権者の信用、信頼を失墜する結果になった」。 その上で「政治家としてこの問題にけじめをつけたい」として立候補をしない考えを述べるとともに、一連の問題を謝罪した。 堀井氏を巡っては、地元の選挙活動のあり方で党支部関係者らと意見の食い違いなどがあり、批判的な声が上がっていた。