【佐世保競輪(モーニング)FⅡ】デビュー5場所目の高野信元は番手捲りを食らうも2着粘走で「感触は悪くない」
<27日・佐世保競輪・2日目> 人気が割れた開幕1Rは、125期のルーキー高野信元が鐘3角カマシ。実績で勝る野上竜太に番手捲りを打たれたが、2着に粘り込んだ。 強烈なスパートだった。赤板で突っ張られて5番手になったが、流す野上を一気に叩いた。「出切れたし、脚の感触は悪くなかった」とパンチの効いた踏み出しでハナを切った。あまりの加速に平川公一が離れ、野上にはまられた。そこはまだよかったが、「バックで後ろを見過ぎたのが失敗。あれでペースに入れてしまって、最後は脚を余してしまった」と悔しがった。 練習中の大ケガで今節がデビュー通算5場所目。まだレース全体のピッチを把握できていないが、「佐世保は33バンクっぽい。直線が短いですね」と走路の特性はつかめた様子。連続優出の懸かる準決に向けて「また一戦一戦、しっかりと頑張りたい」と気合を高めた。